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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

ネットワークオーディオ・PCオーディオ・ハイレゾ音源関連の最新ニュースをお届け♪

お年玉で買うべきミニコンポ2016

はじめに

私事ですが、 コンポって今更感すごいよなーとか思いながら去年書いたこの記事が滅茶苦茶好評で、今でもこのブログのアクセス数トップなんですよね。友達曰く「ハイエンド製品まで金に糸目を付けず爆買いするオーヲタ変質者が勧める、お手頃ないい製品」をみんな知りたがってるのだそうな。(ボロカスな言い草じゃねぇか・・・

さすがに全部は試聴できないので、巷で評判の高いやつを比較試聴していきましょうねー。今年はNFC対応製品が多くなったのが一番の注目点でしょうか、どうでもいいですね(音ヲタ的には)。後は省スペース設計を目指しているのも注目点、現代人の生活に合わせてってことなんでしょうけど、そういう層はアクティブスピーカーに行くんじゃないかな?コンポはやっぱりサイズをちゃんと確保して、音の良さで勝負すべきじゃないの?ちゃんと他の製品群と差別化できてる?そんなことを思ってしまいました。

なお試聴音源はすべて192kbps MP3とCDのみで、ハイレゾ音源は一切使っていません。ハイレゾ対応機種も出てきていますが、この製品群においてはあくまで付加価値として捉えるべきであると考えたからです。ただ、来年以降にこの商品群においてもハイレゾ対応が標準化してくる可能性は充分にあるので、その時は試聴音源に加えるかもしれません。

2017年版書きました。(この記事は2016年版の古い記事です。)

試聴結果

EX-S5

 今やVictorもJVCKENWOODも同じ会社だもんなー、ということでJVCケンウッドからEX-S5、価格.comプロダクトアワード金賞・VGP2016受賞の看板付き。一目でわかるJVC感、相変わらずのウッドコーンスピーカー、ブラウン可愛いです♪

  • アンプは実用最大出力が25W+25W
  • スピーカーはフルレンジバスレフ型 85mm
  • ネットワーク対応なし
  • Bluetooth対応(apt-X非対応)

 アンプのスペックからも分かるように明らかなイージーリスニング向け、解像度もいまいちでヲタ的に特筆すべき点は存在しませんが、ウッドコーンってこのくらいのアンプのほうが実は相性いいですね。やっぱりウッドコーン鳴らすことにかけては超一流だな、と感じます。解像度はそれなりですが(だからこそ)、何も考えずにボサノバとかカフェミュージック流すなら一番いい選択肢かもしれません。ここまで評価高い理由はやはり分からないですが、ウッドコーンスピーカー独特のホワっとした穏やかな音が好きなら指名買いでしょうか。

低音:2点
中音:4点
高音:3点
合計:9点

 SC-PMX70

 同じくVGP2016から金賞独占したPANASONIC、EX-S5があれだったのでこちらもあれかなと思ったらあれじゃありませんでした。m9( ゚д゚)

  • アンプは実用最大出力が60W+60W
  • ウーファー:14cmコーン型(100は竹プラントオパール、70は竹炭PP)
  • ツィーター:1.9cmドーム型
  • スーパーツィーター:1.2cmピエゾ型(70は1.5cm)
  • ネットワーク対応(70なし、100あり)
  • Bluetooth対応(apt-X非対応)

 ネットワークと細かいスピーカーの材質の違い(厳密にはスピーカーの再生帯域も違う)から生まれる70と100の価格差2万円をどう捉えるかは人次第だけど、コンポ買う人達からすると「ボリすぎ!」ってなるかな。でもPMX100の価格帯では抜群のコスパなので金賞はおかしくはないんだよ。むしろPMX70のコスパが良すぎるんだよね、なのでコンポ欲しくてネットワークいらないなら無心でポチって無我の境地に達しましょう。そのくらいPMX70のコスパが良すぎる。興奮してクリックしまくって2個届いても気にならない(流石に気になるか・・・。やっぱりTechnics復活は伊達じゃない、意気込みが違う。この市場ガチで取りに行くよって姿勢がすごい。(ちなみに何でこんなコスパになっているかというと、発売直後にソフトウェア不具合があってボロボロに叩かれたっていう裏事情があるんですよね。今回の試聴時には一切問題ありませんでした。)

70と100の音の差についてはあまりどこでも触れられていないので、ちょっとだけ書いておくと、低音はほとんど差がない。ハイレゾ+高音で聴き比べると、音の稠密性に関しては100のほうがわずかに上。普通の人が気になるレベルではないので、ネットワークに2万円払っていいならおまけで高音の制御能力がわずかに高い、くらいの姿勢でいいと思います。

低音:4点
中音:4点
高音:4点(4.5 for 100)
合計:12点

 X-NFR7X

価格.comでいつも大人気、ONKYOの X-NFR7X。去年紹介したX-NFR7の後継機ですね。前機種との違いはNFCに対応しただけで音は同じでした。点数同じだけど、Victorとは音の味付けが違うので試聴推奨。

低音:2点
中音:4点
高音:3点
合計:9点

 CMT-SX7

 SONYさんより、販売開始直後は不具合が出ていましたが、現在は改善されていると店員さんが言っていました。

  • アンプは実用最大出力が50W+50W
  • ウーファー:10cmコーン型
  • ツィーター:2.7cmバランスドーム型
  • ネットワーク対応あり
  • Bluetooth対応(apt-X非対応・LDAC対応)

中音域はいいですが、低音の量感が微妙ですね。高音はちゃんとまとまってますが、相変わらずスピーカーの性能が残念です。

低音:3点
中音:3点
高音:3点
合計:9点

ソニー マルチオーディオコンポ CMT-SX7

ソニー マルチオーディオコンポ CMT-SX7

 

 XK-330

  • デジタルアンプで実用最大出力が10W+10W
  • スピーカーはバスレフ型
  • ウーファー:80mmコーン
  • ツイーター:19mmドーム
  • Bluetooth対応(apt-X非対応)

新書サイズでハイレゾ、を謳った新Kシリーズ、どうしてこうなった・・・。中~高音域は育ちの良さを感じますが、低音の量感なんてなかった。ある意味このサイズでは頑張ってるけど、Kシリーズ売れないからってこのアプローチは違うんじゃない!?ここに来てようやくEX-S5の偉大さが分かったよ、変わらないって大事なんや。

低音:1点
中音:4点
高音:3点
合計:8点

 おわり

もう総括するまでもないですね。いつも通りのウッドコーン哲学を維持し続けるJVC、ブランド力と宣伝力だけで売れるONKYO、自滅したKENWOOD(統合した後もJVCと別個にコンポ作っている辺り、日本メーカーの生産性の低さを感じますね笑)、オシャレだけど残念なスピーカーのSONY、そして本来の目的である音質にこだわったPANASONIC。いいもの作ればちゃんと評価されるんだから、KENWOODさんはちゃんと反省して下さい。今年コンポ買う人はとりあえずPANASONIC買いましょう。PMX70はK-531(一時期2万円割っていました)以来の高コスパ製品です。そんじゃ、今年もよろしく♪ 

 

 

2015年買ったオーディオ機器に関する雑談

はじめに

 明けましておめでとうございます、yamanatanです。年初(末?)恒例の今年買って~を紹介しようと思ったんですが、結果的にただの雑談になりました。一応CX-A5100ちゃんだけはまだ手元に残っています。

去年も書いたように我が家のオーディオ機器は、

リファレス機器を除いて、絶えず購入(貰ったもの含)・試聴・売却の無限ループに曝されているので、こうした無限ループから一時的にでも解脱した(笑)オーディオさん達はそれなりに優秀な方々だと思います。

という輪廻転生を繰り返しているため、手元に残る子は多くありません。お仕事用のリファレンスを除くと、個人的なリファレンス機も平均寿命2年位なので、サイクルやばいです(白目)

IDA-16の弟分

そういえば、(一)昨年の記事で紹介したIDA-16の廉価版であるIDA-8が今年出ましたね。多分いまからPCオーディオ組みたいなら、この子を基幹部分に据えとくだけで、10年前に10倍のお値段で組んだオーディオセットよりいい音出せると思うよ(;´Д`)。相変わらずamazonで売ってて、今びっくりしたよ(笑) 

 相変わらず性能に比して、NuPrimeの日本語レビュー記事はほとんど見当たらず可哀想になりますね。軽くggって見たけど、これしかなかったよ。

値段はIDA-16の半額以下で出力はちょうど半分、DACコンバーター内臓で最近の傾向を反映していますが、DSD11.2MHzまで対応(ただしMacは5.6MHzまでね)ってのは滅茶苦茶ヤバイですね、いや音源はほとんど無いんだけど、それでもすごいよね。

何がすごいのか伝わらないだろうから、DSDについてちょっと書こうかな。ソフト面で去年一番投資したのが実はこのDSDで、「あんなもの流行らないね」みたいなことをずっと言ってたんですが、DSD信者から容量の(相対的な)小ささと音のクリアネスに関する長い長い洗脳を受け(笑)、気づいたらDSD音源買い漁ってたんですよね。DSDの周波数には2.8, 5.6, 11.2MHzの3種類があって、主流はスーパーオーディオCDSACD)相当の2.8MHzです。5.6はちょっと前から出てたんですけど、11.2は去年e-onkyoが配信開始したばっかりで、まだ超少数派です。日本はまだハイレゾが流行るかも?くらいの段階なので、超超ハイレゾの11.2MHzDSDのブームが来るのはまだまだ先の話だけど(来ない気がするけど)、対応しているに越したことはないよね。ちなみになんでDSD11.2MHzまで対応をみんな特筆しているかって言うと、DAC専門機でも対応しているのは少ないからなんですよね。例えば国内勢でDSDに一番気を遣ってるSONYでも(DAC専門機ではないけど)対応周波数は5.6MHzまでですね。安価なラインで対応しているのってnano iDSDくらいでしょうか。

 nano iDSDが出たのって結構前だった気がするけど、未だに周りに愛用者が多いし、やっぱりコスパ高くていい製品だよねー。

CX-A5100

 去年はもうこれだよね、マストバイだよ、10年は余裕で使えるんじゃね?廉価AVアンプの比較記事は前に書いたんだけど、 実はこのAVアンプ市場は二極化していて、5万円付近の市場(ホームシアター愛好家、コスパ重視)と20万円以上の市場(ガチ勢、コスパって何それ美味しいの?)に別れます。

今回紹介しているYAMAHAのCX-A5100は希望価格28万円で、完全に後者のガチ勢仕様。フロントハイトスピーカーの圧力を減らしましたーみたいな説明を受けたんですが、個人的にはアルゴリズム変更前でも音圧が物足りないと思っていたので、むしろ悪化したよ。最大の改善点は演算処理を32bitから64bitに改善したところで、これはかなりすごいので買う気なくても試聴推奨です。特にピュアオーディオ屋(音楽マニア)で映画好き(映画マニア)という暗黒の積集合に棲息なさっている明らかに前世で悪いことしたとしか思えない人は聞いてちょっと感動した方がいい。あのイコライザー独特の「取ってつけたいい音、感」がいい意味で軽減されます。技術進化すごいです(^q^)。でもさぁ、映画ソフト愛好家からしてみると「映画にこんなに解像度いるの?ちょっと疲れるんだけども・・・。」明らかに命を燃やして映画を鑑賞するガチ勢向きの製品です、本当に有難うございました。

さいごに

ニコンポ2016を連投しますので、こちらもチェックしてくだされ~。

2015年ver. (2014年発売製品が対象)

2016年ver. (2015年発売製品が対象)

 

 

クリスマスプレゼントにおねだりすべきオーディオ製品10選

はじめに

さて、いよいよ今年もクリスマスシーズンがやって来ました。友達にあげる(もらう)お手頃プレゼントから子供への(親からもらう)プレゼント、そして恋人から(へ)のプレゼントなどなど一口にプレゼントと言っても多種多様です。そこで今回はこれまでに知り合いに相談されてオススメしたオーディオ製品(プレゼントなのでデザイン性も重視)を紹介していきたいと思います。

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価格帯

プレゼントというからにはまず価格帯を知らなければいけません。そこで少し前の調査を参考にしてみたところ、

  • 0円~5,000円......23%(69人) 
  • 5,001円~10,000円......26%(78人) 
  • 10,001円~20,000円......29%(87人) 
  • 20,001円~30,000円......14%(43人) 
  • 30,001円~40,000円......4%(12人) 40,001円~50,000円......2%(5人) 
  • それ以上......2%(6人)

という結果に。ということで今回の記事では5,000円以下、10,000円以下、20,000円以下の3つのカテゴリーに分けて紹介していくことにしましょう。 

5000円以下

まずは恋人以外へのプレゼント相場も考慮すると圧倒的主戦場になると思われる5千円以下、価格を見ずに目をつぶり心を無にして買う習慣のあるピュアオーディオヲタとしてはなかなか難しい価格帯がいきなりやってきましたね^^; 

JBL GO

 まず紹介したいのが名門JBLのポータブルワイヤレススピーカーのGOです。カラーバリエーションが豊富なので相手の好きな色をプレゼント出来るのがポイント!対応規格はBluetooth4.1でapt-Xには未対応、音は中高音重視で低音は出ません。でもサイズが68mm × 83mm × 31mmで130gじゃ仕方ないんじゃないかしら。連続再生はフル充電で5時間程度。音のクリアネスはあまりないですが、取り回しとデザインの良さ、そしてJBLブランドというプレゼントに必要な要素は揃っているので、悪くない選択肢じゃないかと思います。

 AKG Y23

 去年の記事でAKGのK323XSを「廉価で質感安っぽいのに音は結構いいコスパ抜群」のイヤホンです!的に紹介しました。確かにあの子はコスパ考えると音が最高だったんですが、どうしても見た目が安っぽいのでちょっと本命へのプレゼント向きではありません。

そんな時には、どう考えても中身は同じだけど見た目に少し高級感のあるY23が最適解。K323と同じく低音の量感不足は如何ともし難いですが、全音域でしっかりと解像度のある音を見せつけてくれます。メインのプレゼントならY23、おまけのプレゼントならK323XSと使い分けるのがいいかもしれません。

 

【国内正規品】AKG カナル型イヤホン レッド K323XSRED

【国内正規品】AKG カナル型イヤホン レッド K323XSRED

 

 10,000円以下

 FOSTEX PM0.3

 過去記事でもおすすめし、気づけばamazonさんでベストセラー1位(記事書いてて気づいた)になっていたPM0.3ならデザインも音も大満足、この価格帯ならとりあえずこれ買っとけば間違いない気がします。

FOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3(B)

FOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3(B)

 
 Sudio Klang

 2012年にスウェーデンで誕生した新興ブランドSudio(スーディオ)のイヤホンはお店で初めて見た時からプレゼントに最適だなーと思っています。パッケージデザイン、カラーバリエーションの豊富さ、本体デザインに付属の革ケースと満足感とお得度がとにかく高いです。音の解像度は並ですが、低音の量感はそれなりに稼いでくれるのでトータルバランスは悪くありません(僕の好きな音傾向ではないけど)。ロックとかが聞くのが好きな人でオシャレ感度高めな人にはいいプレゼントになると思います。 

  20,000円以下

 やったぜ、この価格帯ならいきなり選びたい放題だぜ!こう考えるとやっぱりオーディオって1万円からがスタートみたいな趣味なわけで、それなりにお金かかる趣味ってのは否定出来ないですね(笑)

 BRAVEN 705

 過去記事でも紹介したBRAVENのポータブルスピーカー、今回はカラーバリエーションを考慮して705を紹介です。

 BRAVENってデザインコンシャスだけど、女子ウケする方向じゃないんだよね~って印象でしたが、その考えはB705のイエロー見てもろくも崩れ去りましたね。もちろんLAVAみたいなG-shock的な製品も出しているので、イズムはしっかりと継承されているわけですが・・・。音の特性は量感しっかり、解像度は並よりやや上。残念なのはなぜかapt-X未対応の一点のみ。

 MOMENTUM (On-Ear)

  こちらも以前紹介済み、名門ゼンハイザーのMOMENTUM(On-Ear)、カラーバリエーション、デザイン、音質を高いレベルで持ち合わせています。相手がヘッドホンを欲しがっているのであればまず第一候補にすべきだと思います。

 

  ヘッドホンで他にデザイン性を考えて候補をあげるならMARSHALLのMAJOR(解像度はいまいち、量感はばっちり、そしてMARSHALLという大正義ブランド力)

 あとは(僕は形状が嫌いなんだけど)B&O play Form 2iはデザイン性、解像度が優れているのでいい選択肢になると思います(量感はいまいち)。

 B&O play Earset 3i

 最後にイヤホンというかイヤーセットのカテゴリーから上と同じくB&Oから。もう見た目から美しいし質感も素晴らしい、量感なんてどうでもよくなるくらい解像度も高いので序盤中盤終盤隙がありません。

 さいごに

はい、というわけでこの時期に問い合わせが増えるので「この記事見てね」って言うために書きました。要望があればもう少しアッパークラスについても書きたいと思いますが、ぶっちゃけその価格帯はサプライズなんかせずに一緒に買いに行ったほうがいいよね、と思うリアリスティックな冷めたつっこみ(笑)

そんじゃまたね~♪

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追記

これも気になる。

【国内正規品】harman/kardon ESQUIRE MINI ポータブルワイヤレススピーカー Bluetooth対応 ブラック  HKESQUIREMINIBLKAS

【国内正規品】harman/kardon ESQUIRE MINI ポータブルワイヤレススピーカー Bluetooth対応 ブラック HKESQUIREMINIBLKAS

 
【国内正規品】harman/kardon ESQUIRE MINI キャリングケース ブラック  HKESMINICASEBLK

【国内正規品】harman/kardon ESQUIRE MINI キャリングケース ブラック HKESMINICASEBLK

 

 

サウンドバー音質比較

はじめに

今回は結婚してマンションに引越しした友達の要望だった「簡易ホームシアター環境」を実現するために必須のアイテムであるサウンドバー(シアターバー)の音質比較をご紹介します。TVの薄型化によって劣化の一途を辿った音質、しかし巨大なスピーカーを合わせたのでは折角薄型化したTVのサイズメリットが台無しに!しかも操作が複雑化して、せっかく導入しても使わなくなってしまう。都会のマンション住まいだと誰しもがしばしばこんな葛藤に苛まれることになります。そこで登場したのがバータイプのスピーカー、お手軽&省スペースでありながら計算された音質で大人気となり現在に至ります。

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再生環境

 今回はBlu-ray Disk(BD)のみを比較基準にしました。サウンドフォーマットは可能な限りリニアPCMを選んでいます。と書いて気付きましたが、BDのサウンドフォーマットはまじめに説明したことがないので簡易に說明しておきましょう。今回視聴した椿姫のBDのサウンドフォーマットを見ると、

サウンドフォーマット:PCM Stereo,DTS-HD,MasterAudio7.1

と書いてあります。この内PCMは非圧縮音声、DTS-HD MAは可逆圧縮音声と呼ばれるフォーマットで、他にドルビーデジタルやDTSという非可逆圧縮音声が存在します。可逆か非可逆かの違いは、再生する際に圧縮されている音声データからオリジナルデータを再現できる(可逆)か再現できない(非可逆)かということで、明らかに可逆圧縮音声のほうが音質的に有利なため、近年のBDはほぼ可逆圧縮であるDTS-HD MAが採用されています。

では可逆圧縮と非圧縮のどっちが優秀か?そもそも圧縮している理由は、圧縮分を映像容量に割り当てるためなので、総合的(映像+音質)に見ると可逆圧縮のほうが絶対に優秀です。しかし音質だけならどうなのか!??これはWAV・FLAC論争と全く同じ論争で、僕の結論としては「人間の耳には聞き分け不可能なので同じ」です。しかし、世の中には神の耳を持つ人とその崇拝者である圧縮反対教団(WAVer)が一定数いらっしゃり、この方々は非圧縮の優位性を疑いませんので、今回は彼らの主張に一定の配慮をして非圧縮のリニアPCMで試聴しています。

非圧縮≧可逆圧縮>非可逆圧縮

ヴェルディ:椿姫(日本語字幕) [Blu-ray]

ヴェルディ:椿姫(日本語字幕) [Blu-ray]

 

 再生機はいつも通りOPPOを使っています。

OPPO BDP-105DJP (2P-3Pアダプター付)

OPPO BDP-105DJP (2P-3Pアダプター付)

 

 音質比較

 YAS-105

 まずは3万円以内でバカ売れしているYAMAHAのYAS-105から。

  • スピーカー部:5.5cmコーン型スピーカー×2(非防磁)、19mm バランスドーム型ツィーターx2(防磁)
  • サブウーファー部:7.5cmコーン型ウーファー×2(非防磁)

従来機のYAS-103との差はスピーカー部が6.5cmコーン型スピーカー×2(非防磁)から5.5+ツイーターへの変更。既にYAS-103の時点で価格を考えると完成の域に達していただけに、105でも完成度の高さは健在。高音の出はそこまで違いを感じませんでしたが、低音の量感はサイズを考えるとしっかり稼げているように思います。

AIR SURROUND XTREMEを利用したバーチャルサラウンド7.1ch再生は好みの問題で、別に5.1chと比べて音の広がりが極端に変わりました!みたいな印象は受けませんでしたが、これはあくまでもピュアオーディオ屋の意見なので、気になる人は試聴した方がいいです。

ヤマハ ホームシアターシステム(ブラック)YAMAHA YAS-105B
 

 CT780

 5万円以内でよかったのはSONYのCT780

  • スピーカー部:トゥイーター:19mmソフトドーム型、ウーファー:60mmコーン型
  • サブウーファー部:160mmコーン型

音質とは関係ないですが、サブウーファーを無線にしたのはさすがSONY、設置が圧倒的に便利です(誤解を招かないように;他社の同ラインも最近は全部無線採用です)。量感を稼ぐためにサブウーファーのサイズは物理的な存在感を感じるレベル、ここは設置可能面積によって評価の別れるところ;一般的な2LDKでギリギリ許容範囲内かなというのが個人的な印象。

メーカーの差によらず値段の差は低音の満足感の差、YAS-105やSONYの下位機であるCT380との差は中音~高音でほとんど変わらず、頭を殴られるような衝撃の低音あるいは映画の迫力にプラスαしたければCT780、こんな感じ。

ソニー ホームシアターシステム HT-CT780

ソニー ホームシアターシステム HT-CT780

 

 YSP2500

 10万円以内ではYAMAHAのYSP2500

  • 2.8cmコーン型ビーム用スピーカー(防磁)×16
  • 10cmコーン型ウーファー(非防磁)×2

個人的に最もコストパフォーマンスに優れていると思った価格帯、まやかしだけどまやかしじゃない圧倒的な音の広がり(これもうわかんねーな)、これがサラウンドの凄さですね。音のクリアネスに対する満足度も高いししっかりと一音一音に情報量がぎゅっと凝縮されています。これは映画見てて楽しいわ。当然友達の家にもこの子が入居しました(笑)

ヤマハ ホームシアターシステム(ブラック)YAMAHA YSP-2500B
 

 ついでに

 10万円以上ではSONYのHT-ST9が評判いいですが、残念ながら今回は在庫切れで試聴できませんでした。店頭で聞いた限りではそれなりでしたが、非常にノイジーな環境だったので評価は次の機会に。

SONY ホームシアターシステム HT-ST9

SONY ホームシアターシステム HT-ST9

 

 まとめ

 サウンドバーはYAMAHA、SONY以外にPioneerやPanasonic、ONKYO、JBL、DENON、LGなどが出していますが、完成度を考えると上記2社の完成度が圧倒的です。ホームシアターセットとなると話は変わってきますが、日本の(狭い)住宅事情に対する最適解の一つであるサウンドバーに関してはやはり日本強し??アメリカでシェアの高いVIZIOの試聴もした上で最終的な判断を下したいところです。

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スポーツ用bluetoothイヤホンの音質比較

はじめに

今回は最近流行しているランニング、その他スポーツやワークアウト時の利用用途で需要が高まっているbluetoothイヤホン・ヘッドセットの音質比較レビューをやりたいと思います。このブログはピュアオーディオに軸があるのですが、今回は利用時を想定した相対音質の比較であることを予め断っておきます。試聴環境はいつもと180度変わって

  • 街中での通話(周りの騒音が高い・振動はナシ)
  • 皇居外周でのランニングBGM(周りの騒音は低い・振動(走ることによるブレ)アリ)

という音質的には明らかに劣悪な環境を利用しました。こうした試聴環境を利用したモチベーションは前の記事を見ると分かるかもしれません。

さて、スポーツ用Bluetoothイヤホンに求められる音質以外の機能としては

  1. フィット感
  2. 防水(防汗)
  3. 連続再生時間
  4. 重さ
  5. 適度な遮音性

でしょうか。この内フィット感・遮音性は音質にも影響するので、ランニング環境での試聴である程度確かめられるかなと思います。その他の要素は試聴機種選定の基準としました。なお、操作のしやすさやマイク性能は今回検証していません(検証が難しいし)。

試聴

初めに視聴したのがyurbudsのLIBERTY WIRELESSです。ダイナミック型で周波数特性は20Hz-20kHz、インピーダンスは32Ω、Bluetoothの対応verは4.0、重さは約19g、連続再生時間は6時間です。Bluetoothの対応verは新しい(数字が大きい)ほど連続使用時間が長く、音質が高いと思っておけばいいと思います;最新は4.0です。駆動方式・インピーダンスの説明については過去記事を読んでください。

yurbudsは全米トップシェアなのでトップバッターには最適でしょうか。今回は5人で試聴してみましたが、サイズが大きいため耳の小さな人はフィット感に厳しい評価を出していました。僕も耳穴は小さい方ですが、あまり気になりませんでしたので完全に個人差ですね。この機種にかかわらず、運動で使うならイヤーフックは絶対にあったほうがいいです。低音の量感重視の音質調整はスポーツに最適、騒音のある環境でも話し声が聞き取りやすく遮音性のバランス調整もいい。多分この機種群で解像度は重視しないほうがいい気がします;逆に聞こえにくいかも(笑)

JBL(ジェービーエル) Bluetoothイヤホン yurbuds LIBERTYWIRELESSBLACK

JBL(ジェービーエル) Bluetoothイヤホン yurbuds LIBERTYWIRELESSBLACK

 
JBL(ジェービーエル) Bluetoothイヤホン yurbuds LEAPWIRELESSFORWOMEN

JBL(ジェービーエル) Bluetoothイヤホン yurbuds LEAPWIRELESSFORWOMEN

 

 お次はamazonでバカ売れ、各種レビューでもべた褒めされているSoundPEATSのQY7。周波数特性は不明、インピーダンスは不明、Bluetoothの対応verは4.0、重さは約17g、連続再生時間は6時間でapt-Xにも対応(チップはCSR8645)、通話時はCVC6.0搭載でノイズキャンセル機能ありで機能面を見るだけでも圧倒的なコスパです。さて肝心の音質ですが、こちらは平凡そのもの。低音の量感はそれなりで中音域の締りは微妙、高音は出ません。走っていて音が途切れたりとか、騒音環境で音が遠くなったりすることはなかったので安心して使うことが出来ますが、音には期待しないでねという製品だと思えばいいと思います。とりあえずお試しで買うには最高の一品。

 お次はヘッドセットのトップブランドPLANTRONICSのスポーツ用ヘッドセットBackBeat Fit。周波数特性は50Hz-20kHz、インピーダンスは不明、Bluetoothの対応verは3.0、重さは約24g、連続再生時間は8時間です。人によっては走っていて重さを感じるという感想ですがブレでずれたりはしません。肝心の音質ですがモニターライクで個性的な調整は感じられず;音楽じゃなくて英会話の勉強しながらランニングするには一番のおすすめです。遮音性はやや高め。

 音質重視派の方から圧倒的な人気を誇るJayBirdのBlueBuds X、周波数特性は20Hz-20kHz、インピーダンスは16Ω、Bluetoothの対応verは2.1、重さは約14g、連続再生時間は8時間です。カナル型のため、少しブレに対しては脆弱で今回は2人ほど試用中にズレました。音質はモニターライクで全般的に質が高く高音もそれなりに聞けるレベルというレベルの高さです。遮音性が高めなのでフィット感なども考慮すると室内でやや軽めの運動用に最適なのかなと思いました。

 さいごに

この記事の内容は他所から出す予定だったのですが色々あってポシャったので少し内容をブログ用に変更して投稿させて頂きました。yurbudsはかなりいい製品なのに、無知なレビュワーにamazonでボロクソ書かれてて可哀想(笑)もちろんサイズの問題はあるので、試着ありきですがランニングにはかなりいい製品だと思いました。音楽じゃなくて勉強しながら走る人も多いはず、そんな人にはBackBeat Fitが最適です。室内ワークアウト用ならBlueBuds Xも良かったですが、遮音性が少し高すぎるので屋外で使う際はご注意を。

この製品群は日本人のランニング熱の高まりに呼応して、各社これからどんどん新製品を出してくる市場です。この記事を書いた後も早速MONSTERが新製品を投入してきました。

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photo credit: Photoshop Smoke via photopin (license)