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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

ネットワークオーディオ・PCオーディオ・ハイレゾ音源関連の最新ニュースをお届け♪

ハイレゾ初心者におすすめの小型パワードスピーカー(前半)

元々は細々とマニア向けにネットワークオーディオの情報提供をするつもりだったんですけど、ソニーがハイレゾ参入を発表したせいで(おかげで?)色んな層の人にHPやブログを見ていただけているようです。MP3ダウンロード時代から一周りして、いい音で音楽を楽しみたいという層が増えてきた証拠なんでしょうか。

 

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さて、色んな所で書いてますが、PCを利用してハイレゾ音源を楽しむための構成としては、簡単な順番に

  • PC+アクティブスピーカー
  • PC+アクティブスピーカー(DAC内蔵)
  • PC+DAC+アクティブスピーカー
  • PC+DACプリメインアンプ+パッシブスピーカー
  • PC+DAC+プリメインアンプ+パッシブスピーカー

というような構成が挙げられます。今回はこの構成の中のアクティブスピーカーに焦点を当ててみたいと思います。

 

スピーカーには大きくアクティブ(パワード)スピーカーとパッシブ(ノンパワード)スピーカーの二種類が存在します。違いはアンプを内蔵しているかどうかで、アンプを内蔵しているアクティブスピーカーのほうがよりお手軽です。構成が複雑になればそれだけ配線も複雑化していくので、まずお手軽にいい音をというのであれば、評判のいいアクティブスピーカーを購入するのが近道だと思います。

KEF X300A

まずは、以前の記事でも紹介したKEFのX300A。KEF(ケーイーエフ)は、1961年にBBCの電気技術者だったレイモンド・クックによってイギリスのロンドンで設立された歴史あるスピーカーメーカー。社名は、最初の工場がケント・エンジニアリング&ファウンドリー(Kent Engineering & Foundry)という金属工業の構内に設立されたため。通称は「ケフ」。

 

安価かつ小型(やや大きいけど)ながらDACを内蔵しており、 とても扱いやすいスピーカーだと思います。背面にUSB-B端子を装備しているので、接続も簡単です。X300Aは同軸型と呼ばれる種類のスピーカーで、低音を再生するウーファーと呼ばれる部位の間にツイーターと呼ばれる高音を担当する部位が配置されています。このように音を発生させる部分を音域によって分けるタイプのスピーカーをマルチウェイ(複合)型と呼び、一つの部分で全ての音域を発生させるフルレンジ型と対比されます。

 

音の特徴ですが、AB級アンプによる低音の迫力もさることながら、ツイーターの恩恵か高音の表現力も高く隙がない音作りだと思います。弱点は少しPCスピーカーにしては大きいと感じられるサイズでしょうか。最近、ネットワーク再生に対応したX300A Wirelessも発売されたみたいなので、有線接続がわずらわしい人やデスク上にスペースのない人は要注目ですね。

KEF、Wi-Fi/ハイレゾ対応アクティブスピーカー「X300A Wireless」

KEF X300A 96kHz/24bit対応USB-DACを内蔵アクティブ・スピーカー

KEF X300A 96kHz/24bit対応USB-DACを内蔵アクティブ・スピーカー

 

 クリプトン KS-3HQM

こちらも前に紹介したスピーカーで、一部で熱狂的なファンを作ったKS-1HQMの後継機。インシュレーター(スピーカーが不要な振動を受けないようにスピーカーの下に設置する)もセットになっているので、何も考えずにいい音が楽しめる。DACは内蔵されていないので、さらにいい音で聞きたい場合はDACを追加・変更することで音質の向上が可能です。サイズ感もX300Aに比べると小ぶりで取り回しの聞くサイズです。音圧はX300Aに及ばないものの、サイズを考えるとご立派。USBの他に光デジタルでも入力できるので、光デジタルのほうが音質が高いと考えている(僕は否定的ですが)人には嬉しい配慮です。

 ELAC AM50

またまた紹介済みですが、ドイツの名門スピーカーメーカーELACのDAC内蔵スピーカーAM 50。1926年の創業後、しばらくの間はソナーなどの開発を手がけていたという(キールは軍港の街としても知られている)が、第二次大戦後にオーディオメーカーとして再出発し現在に至ります。このサイズのスピーカーは低音の迫力を稼ぐために、通常はバスレフ型(簡単にいえば外箱の形の一種)を選択しますが、本機は密閉型を採用。バスレフ型に比べ低音の増強効果が小さいものの背面にスペースを必要としない点がメリットです。DACは内蔵されているもののハイレゾ対応はされていないので、DACは外付けで追加が必要です。

 

音の特徴ですが、密閉型特有の低音の問題点をほとんど感じさせない力強さと中~高音の安定性はさすがELACという印象です。ただ解像度の高さはピュアオーディオと比べてしまうと少し力不足ですね。

ELAC アクティブ型スピーカー AM50 SB

ELAC アクティブ型スピーカー AM50 SB

 

 

後半に続く

 

(参考)

音を楽しむための本格派、アクティブスピーカー3機種を聴く

PCオーディオ向き小型スピーカーを探せ

アンプの「A級、B級」って?

大好評スピーカーをさらに高音質化した「KS-3HQM」が登場

豊かな低音域をカバーするELACのUSB/DAC内蔵密閉式アクティブスピーカー『AM50』