ハイレゾ初心者におすすめの小型パワードスピーカー(後半)
ハイレゾ音源に関心を持ち始め、まずはパソコンで高音質のハイレゾ音源を楽しみたい!って方向けにパソコンに繋げるだけで高音質を楽しめる比較的小型のアクティブスピーカーを紹介していきます。前編はこちら。
FOSTEX PM0.4n
NHKがモニタースピーカーとして採用していることでもお馴染みの老舗スピーカーユニットメーカー、FOSTEXの小型モニタースピーカーPM0.4n。実勢で2万円以下のコストパフォーマンスの良さとブラック・レッド・ホワイト・パープルのカラーバリエーションが嬉しい。見た目は若干安っぽいのだが中身はやはりFOSTEXで、音質は素直にいい。モニタースピーカーのため音に色気は感じないが、どんなジャンルも無難に鳴らしてくれるので安心感がある。低音のインパクトはサイズ相応でドンシャリ感は感じられない。
このスピーカーのようにスピーカー個別にアンプを搭載したスピーカーの場合、音量調整を個別に行う必要があるためバランスが難しい。ボリュームコントローラかコントローラ付きのDACがあれば使い勝手はかなり改善できる。 入力端子はRCA端子とPHONE端子。
FOSTEX ボリューム・コントローラー PC-1e(B) ブラック
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- 発売日: 2010/07/11
- メディア: エレクトロニクス
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ROKIT RP5 G2
KEFのX300Aと同じく、小型パワードスピーカーの中ではかなり大柄(X300Aが180W×280H×243DmmでRP5 G2が185W×285H×230Dmm)な部類のスピーカー。低音の評価が高い本機らしく、FOSTEX PM0.4nと比べると全体的に高い音圧を感じる。音の広がりや派手さは確かにあるのだが、音のきめ細やかさはもう一歩足りないかなという印象。 FOSTEX PM0.4nと同じくスピーカー毎に音量調節が必要なのでボリュームコントローラ付きのDACがあると便利です。コンセントが三股なのも要注意。
B&W MM-1
最後は僕も大好きなイギリスのスピーカーメーカー、Bowers & Wilkins(バウワーズ アンド ウィルキンス)がデスクトップ用スピーカーとして発売したMM-1。先進的なデザイン性も魅力的なメーカーで、今回紹介した6つのスピーカーの中では最も美しいと思う。肝心の音質であるが、B&Wらしいインパクトのある透明感は影を潜め(笑)非常に慎ましい音になっている。解像度は高いんだけど、やっぱりこのサイズでインパクトのある低音を鳴らすのは難しいのだな、という印象。音質だけ考えると少し割高感があるが最低限の仕事はしているし、デザインの良いスピーカーが欲しいのであれば選択肢に入れるべきかな。
Bowers & Wilkins / MM-1 ( B&W エムエムワン ) PC用 スピーカー .
- 出版社/メーカー: Bowers & Wilkins
- メディア: エレクトロニクス
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まとめ
以上、価格もサイズも異なる6種類のスピーカーを取り上げた。是非、この記事の内容を参考にしつつ、近くの電気店にスピーカーの試聴に行って、お気に入りの1台を見つけて下さい。
ちょっと高いって方のために
(参考)
FOSTEX PM0.4nで始める、ワンランク上のPCオーディオ
音もコスパもバランス感が絶妙なKRKのスタジオモニター『ROKIT5 RP5 G2』