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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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DAP頂上決戦 最終回

前回までの頂上決戦

DAP頂上決戦 前半戦 - ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

DAP頂上決戦 第二回 - ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

NW-ZX1発売を記念して、現在試聴できる高音質DAPの音質比較をやってきました。使っているイヤホンはSONYのXBA-30、テスト音源はテスト音源(毎回クラシックがメインです)はWAV24bit/192kHz、比較したDAP

  1. Astell&Kern AK120
  2. iBasso Audio HDP-R10
  3. SONY NW-ZX1
  4. SONY F880シリーズ
  5. FiiO X3
  6. Colorful Colorfly Pocket HiFi C4 Pro
  7. HiFiMAN HM-901

の7種類です。AVレビューでもポータブルハイレゾプレーヤー一斉試聴!という企画が行われていたので、購入を検討している人はこちらも参考にするといいかもしれません。(どちらにしても一度試聴には行きましょう。)

ポータブルハイレゾプレーヤー一斉試聴! - Phile-web

現在までに比較しているのはAK120、HDP-R10、NW-ZX1の3機種で、それぞれの評価は

  • 低音 3 4 2
  • 中音 3 3 2
  • 高音 4 4 3
  • 超高音2 4 3

となっています。(左から順番に見ていって下さい)それでは続きをどうぞ。

SONY NW-F880シリーズ

SONYのNW-F880シリーズです。頂上決戦に必ずしも相応しいエントリーか微妙なところですが、ZX1を除けばウォークマンの最高音質ラインですし、比較的安価・軽量でノイズキャンセリング機能を持っていることをプラス評価する層は少なくありません。ってなことで、AK120とは別の意味でベンチマークとしてF880の試聴をしました。(容量で音質の違いは無いと思いますが、今回試聴したのは32GBです、悪しからず。)F880はClearAudio+の評価が高いようですが、比較したいのは機器本来の能力ですので、他の機種と同様すべてチェックをはずして試聴しています。ノイキャンはイヤホン替えているのでそもそも発動しません。

 さて肝心の音質チェック、低音はZX1と同じく物足りない解像度、力強さが足りないなんて声もありましたが、個人的にはあまり違いを感じられず。中音域から高音域にかけてはさすがに力の差(というか価格の差か・・・)が素直に出てしまい、音に若干の物足りなさを感じます。超高音はスカスカだけど破綻せずに伸びてます。今思うと、AK120は超高音を精細に表現しようとしてミスした一方で、SONYはある程度妥協して破綻を避けたのでしょうか。

 あ、ちょっと採点について友達から文句を言われたので説明しておきますが、これあくまでも超高音質DAP基準での超辛口採点なので悪しからず。ipodは全項目0点みたいに考えておくと分かりやすいかもしれません。(最初に書けよっていう)

  • 低音 3 4 2 2
  • 中音 3 3 2 1.5
  • 高音 4 4 3 2 
  • 超高音2 4 3 1
SONY ウォークマン Fシリーズ 64GB ブラック NW-F887/B

SONY ウォークマン Fシリーズ 64GB ブラック NW-F887/B

 

【レビュー】ハイレゾウォークマン「NW-ZX1」、「NW-F880」を体感する - AV Watch

【レビュー】ハイレゾウォークマン「F880」の音質を検証 − 「PHA-2」デジタル接続も試す (1/5) - Phile-web

 FiiO X3

 初めて聞いた時のみんなの印象はとにかくパワフル。使われているオペアンプはアナログデバイセズ社のAD8397で、AK120やHDP-R10で使われていたOPA627に比べると精度・歪み・ノイズなどでは劣ると言われていますが、それをカバーするだけの音圧があります。僕の好みの音では必ずしもないので低音を2点にしようと思いましたが、ロック好きのドンシャリ派閥に無言のプレッシャーをかけられたので3点に。AK120とは違う加点要素で3点になったという解釈です。中高音の解像度は高くないけどここも迫力でカバー!そして超高音は巧く抜けないから放棄だ!みたいな感じでしょうか。高音を繊細に表現しようという意欲は感じませんでした。デザインも無骨だし、なんとも男らしいDAPだな~という印象。ダイナミック型のイヤホンと合わせてあげるとより効果的にDAPの力を活かせると思います。

訂正:AK120のオペアンプはOPA627じゃないですね。ご指摘ありがとうございます。お詫びして訂正します。

  • 低音 3 4 2 2 3
  • 中音 3 3 2 1.5   2
  • 高音 4 4 3 2 2
  • 超高音2 4 3 1 1
オヤイデ ハイレゾリューション音源対応デジタルミュージックプレイヤー Fiio X3
 

 オヤイデ、ハイレゾオーディオプレーヤー「FiiO X3」 - AV Watch

 Colorful Colorfly Pocket HiFi C4 Pro

 一昔前のカセットレコーダーだかポータブルラジオだかを連想させるどっしりとした佇まい、またまた汗臭い漢のDAPかよってな第一印象。スイッチどこだよ!とか探してたらまさかの録音ボタン(に見えた)赤いボタンでした。

 さて、音質ですが FiiO X3と同じく非常にパワフルで低音をガンガン鳴らしてくれます。また少し判別しにくかったですが、精度も充分な水準でした。中音域の満足感は随一、非常に味わい深い音を鳴らしてくれます。DAPでこれだけ出せればもう120点満点でしょう。高音はクリアに抜けるというよりは余力を残しながら滑らかに鳴らすという感じでした。超高音もこいつなら余裕で破綻の可能性すら感じられません。これまでのDAPの試聴はXBA-30でもまぁいいかなという感じでしたが、さすがにこのクラスのオーディオにこのイヤホンは役不足っていうか失礼だったかもしれません。

  • 低音 3 4 2 2 3 4
  • 中音 3 3 2 1.5   2 5
  • 高音 4 4 3 2 2 4
  • 超高音2 4 3 1 1 4

 ASCII.jp:iPod時代にドイツの超個性派「Pocket HiFi c4 Pro」を衝動買い (1/2)|T教授の「戦略的衝動買い」

HiFiMAN HM-901

やっとラストだ、次の更新は1か月後くらいにしよう・・・。

HiFiMANは聞きなれない人も多いと思うので公式HPからとりあえずコピペしておくと、2007年Dr. Fang(米国ニューヨーク市立大学で博士号を取得)によってニューヨークで設立されたハイエンドオーディオ製品のブランドです。デザインは・・・なんか無骨なのが続いたからマシに見えてきたけど、まぁ決してクールではないよね。HDP-R10と同じでかなりボテッとしてます。

製品コンセプトとしては小学生の作文にあるような『ぼくのかんがえたさいきょうのロボット』みたいな感じでしょうか。とにかく最先端DACチップ(ES9018)に強力なオペアンプ(OPA627にOPA2107)を全部デュアル構成でこれでもかというくらい載せたスペックを聞いただけでお腹いっぱいになるDAPです。

音質ですが、低音はお手本のように高解像度で力強い低音でした。ただ人によってはもう少し低音を響かせて欲しいという人もおり、そういう人はX3やC4の方に高い点数をつけていました。中音域はHDP-R10と同じくクリアネスを全面に押し出した派手な音ですが、音の質感はC4のほうが心地よかったですね。逆に高・超高音域の抜け方はC4よりもこちらのほうが透明感が高く気持ちよかったです。ま、はっきり言ってここまでくると完全に趣味の問題でしか無いですけどね。

  • 低音 3 4 2 2 3 4 5
  • 中音 3 3 2 1.5   2 5 4
  • 高音 4 4 3 2 2 4 5
  • 超高音2 4 3 1 1 4 5

HiFiMAN HM-901

 さいごに

 ということで2週にわたってお送りしてきましたDAP頂上決戦、いかがだったでしょうか。なんだかんだで価格・サイズ・デザイン・使い勝手などまるで違うDAPを音質という単一の指標で比較することには明らかに無理があった気もしますが、友達とワイワイやりながら比較して楽しかったのでよしとしましょう。そんじゃまた~ノシ

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 http://www.flickr.com/photos/e3000/2680057771/

 

追記:価格.comさんでも同じような企画をやっているみたいなのでこちらも参考にどうぞ。

価格.comマガジン index ポータブルハイレゾオーディオプレーヤー大図鑑

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