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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

ネットワークオーディオ・PCオーディオ・ハイレゾ音源関連の最新ニュースをお届け♪

語りたくなるオーディオブランド 第一回

 はじめに

あけましておめでとうございます。本年も一緒に音楽を楽しんでいきましょう!

さて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、Amazonさんが、『語りたくなる男の逸品』という企画で、知る人ぞ知るこだわりのブランドを紹介しています。そこで本ブログでもこの企画に盛大に乗っかって、こだわりのブランドの紹介を定期的にしていこうと思います。

第一回はあまりマニアックすぎず、個人的にも思い入れのあるELACで行くことにしました。ELACは以前AM50を紹介したり、

ハイレゾ初心者におすすめの小型パワードスピーカー(前半) - ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

BS312を軽くレビューしたことがあるので、ご存じの方が多いかもしれません。

Network Audio Lab

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 http://www.flickr.com/photos/cwellsphotography/3155620307/

ELAC

ELACは軍港の街としても知られているドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州の州都、キールで1926年に創業したオーディオメーカーで、正式名称はElectroacustic GmbHです。創業当時は水中で使用するソナー開発をしていた会社で、終戦後の1948年にオーディオメーカーとして再出発します。

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最初にレコードプレイヤーのターンテーブルから出発すると、dual社・ PE社との3社でターンテーブルの世界市場の9割を占めるまでに成長を遂げます。その後も着実に成長していきますが、1978年にあえなく倒産し2つの会社に分割されます。この片割れが現在のELACです(もう片方は現在のL-3 ELAC Nautik;要は伝統的なソナー事業と切り離されたわけです)。これ以降ELACは完全に高音質路線(Hi-Fi)に突き進むようになり、80年台中頃からはCD(82年に生産開始)の登場に合わせてスピーカーを開発するようになります。

ELACを紹介する上で忘れてはいけないのが、リボン型のJETトゥイーターです。細かい仕組みは

ELAC 新型JETトゥイーター JETV | Stereo Sound ONLINE

を読むといいかもしれませんが、繊細な音楽表現を得意としているユニットで、元になっているのは音響学の権威であったオスカー・ハイル博士が1972年に発明したハイルドライバーです。ドイツの超高級オーディオブランド、Burmester(ブルメスター)社が同社のスピーカーにJETを採用していることからもその信頼性の高さが表れていると言えそうです。JETトゥイーターは93年に登場以来着実に進化を遂げており、現在は第五世代であるJET Vが最新世代となっています。

Line 300

 ELACはハイエンドオーディオメーカーなので、上を見だすとキリがありません。が、音の傾向を知る上でそのブランドの高価格帯の製品を試聴しておくことは、どのような音作りを目指しているかを正確に知る上で非常に重要です。

ELACの音作りを知る上でまず聞いておきたいのがLine300です。BS314が試聴できれば万々歳だと思います。JET Vトゥイータが搭載されており、ウーファーが強化されたため、これまでのELACを聞いて低音がちょっと・・・と思っていた方でも心変わりする可能性があります。

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 BS314は確かに素晴らしい音ですが、価格が凄まじすぎてちょっと現実味がありません(一般人には)。また適切なセッティングをしてあげないと消化不良な音を出してしまう(ま、これはELACのスピーカー全般に言えることですけど、BS314は特にその傾向が強いです。)など、なかなかのじゃじゃ馬っぷりを見せてくれます。そこでピュアオーディオを志向する人向けにオススメなのがBS312です。

エラック 2ウェイ・バスレフ型 【ペア】ELAC BS312(ペア)

エラック 2ウェイ・バスレフ型 【ペア】ELAC BS312(ペア)

 

 BS312はBS314の音を適切にダウンサイズした音というのが最も一般的な評価です。この『適切に』というのがポイントで、BS314を聞いた時に感じる、ややもすれば食傷気味になる『すごい音感!』が上手く削がれています。そのため長時間聞いても疲れません。短時間試聴だとBS314に軍配が上がりますが、デイリーユースならBS312のほうが有利なのでは?とか思っています。ま、愛用者なので贔屓目に見てるのは間違いないですが。

同価格帯ではBS403を検討される方もいると思いますが、低音重視で気むずかしい(セッティング難しい)スピーカーが嫌って人はBS403のほうがいいかもしれません。ま、そういう人はELAC自体選ばない気もしますが(笑)

 Line 190

 Line300はあくまでも本格的にピュアオーディオを突き詰める人用のシステムです。先ほど書いたBS403と共にHiVi冬のベストバイ2012 | Stereo Sound ONLINEで1位をとったBS192はピュアオーディオ初心者にオススメのスピーカーです。低音はあまり響きませんが、中高音はELACらしい透明感のある美音です。ただ、この子はそれなりにアンプがパワフルじゃないと音痩せする印象があるので、システムを少しずつ揃えていきたいという人は避けたほうが無難かもしれません。

ELAC ブックシェルフ型スピーカー BS192 <ペア>

ELAC ブックシェルフ型スピーカー BS192 <ペア>

 

 Active

 最後はアクティブスピーカー、前に取り上げたAM50はDAC部が48kHzまでしか受け付けてくれないため、ハイレゾを再生するためにはDACを外付けする必要がありました。これはシンプルさを好むPCオーディオユーザーからするとあまり好ましくありません。そこで96kHzまでの入力に対応したAM180の出番というわけです。AM50で感じられた解像度の物足りなさは払拭されますが、お値段の割には・・・。2014年はさらにこの、パソコンから直接出力できるアクティブスピーカー市場(5万円~10万円)が盛り上がって選択肢が増えるといいですね。

ELAC アクティブ型スピーカー AM180 SB <ペア>

ELAC アクティブ型スピーカー AM180 SB <ペア>

 

 さいごに

というわけで、本年度もよろしくお願い致します。

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http://www.flickr.com/photos/seeminglee/4233111030/