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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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2015年買ったオーディオ機器に関する雑談

はじめに

 明けましておめでとうございます、yamanatanです。年初(末?)恒例の今年買って~を紹介しようと思ったんですが、結果的にただの雑談になりました。一応CX-A5100ちゃんだけはまだ手元に残っています。

去年も書いたように我が家のオーディオ機器は、

リファレス機器を除いて、絶えず購入(貰ったもの含)・試聴・売却の無限ループに曝されているので、こうした無限ループから一時的にでも解脱した(笑)オーディオさん達はそれなりに優秀な方々だと思います。

という輪廻転生を繰り返しているため、手元に残る子は多くありません。お仕事用のリファレンスを除くと、個人的なリファレンス機も平均寿命2年位なので、サイクルやばいです(白目)

IDA-16の弟分

そういえば、(一)昨年の記事で紹介したIDA-16の廉価版であるIDA-8が今年出ましたね。多分いまからPCオーディオ組みたいなら、この子を基幹部分に据えとくだけで、10年前に10倍のお値段で組んだオーディオセットよりいい音出せると思うよ(;´Д`)。相変わらずamazonで売ってて、今びっくりしたよ(笑) 

 相変わらず性能に比して、NuPrimeの日本語レビュー記事はほとんど見当たらず可哀想になりますね。軽くggって見たけど、これしかなかったよ。

値段はIDA-16の半額以下で出力はちょうど半分、DACコンバーター内臓で最近の傾向を反映していますが、DSD11.2MHzまで対応(ただしMacは5.6MHzまでね)ってのは滅茶苦茶ヤバイですね、いや音源はほとんど無いんだけど、それでもすごいよね。

何がすごいのか伝わらないだろうから、DSDについてちょっと書こうかな。ソフト面で去年一番投資したのが実はこのDSDで、「あんなもの流行らないね」みたいなことをずっと言ってたんですが、DSD信者から容量の(相対的な)小ささと音のクリアネスに関する長い長い洗脳を受け(笑)、気づいたらDSD音源買い漁ってたんですよね。DSDの周波数には2.8, 5.6, 11.2MHzの3種類があって、主流はスーパーオーディオCDSACD)相当の2.8MHzです。5.6はちょっと前から出てたんですけど、11.2は去年e-onkyoが配信開始したばっかりで、まだ超少数派です。日本はまだハイレゾが流行るかも?くらいの段階なので、超超ハイレゾの11.2MHzDSDのブームが来るのはまだまだ先の話だけど(来ない気がするけど)、対応しているに越したことはないよね。ちなみになんでDSD11.2MHzまで対応をみんな特筆しているかって言うと、DAC専門機でも対応しているのは少ないからなんですよね。例えば国内勢でDSDに一番気を遣ってるSONYでも(DAC専門機ではないけど)対応周波数は5.6MHzまでですね。安価なラインで対応しているのってnano iDSDくらいでしょうか。

 nano iDSDが出たのって結構前だった気がするけど、未だに周りに愛用者が多いし、やっぱりコスパ高くていい製品だよねー。

CX-A5100

 去年はもうこれだよね、マストバイだよ、10年は余裕で使えるんじゃね?廉価AVアンプの比較記事は前に書いたんだけど、 実はこのAVアンプ市場は二極化していて、5万円付近の市場(ホームシアター愛好家、コスパ重視)と20万円以上の市場(ガチ勢、コスパって何それ美味しいの?)に別れます。

今回紹介しているYAMAHAのCX-A5100は希望価格28万円で、完全に後者のガチ勢仕様。フロントハイトスピーカーの圧力を減らしましたーみたいな説明を受けたんですが、個人的にはアルゴリズム変更前でも音圧が物足りないと思っていたので、むしろ悪化したよ。最大の改善点は演算処理を32bitから64bitに改善したところで、これはかなりすごいので買う気なくても試聴推奨です。特にピュアオーディオ屋(音楽マニア)で映画好き(映画マニア)という暗黒の積集合に棲息なさっている明らかに前世で悪いことしたとしか思えない人は聞いてちょっと感動した方がいい。あのイコライザー独特の「取ってつけたいい音、感」がいい意味で軽減されます。技術進化すごいです(^q^)。でもさぁ、映画ソフト愛好家からしてみると「映画にこんなに解像度いるの?ちょっと疲れるんだけども・・・。」明らかに命を燃やして映画を鑑賞するガチ勢向きの製品です、本当に有難うございました。

さいごに

ニコンポ2016を連投しますので、こちらもチェックしてくだされ~。

2015年ver. (2014年発売製品が対象)

2016年ver. (2015年発売製品が対象)