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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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初心者による初心者のための YAMAHA CD-N500

http://nekonomics.wix.com/network-audio#!player/c9md

ネットワークオーディオに完全移管した人間からすると、ネットワークオーディオの大きな欠点というのは

  • CDとの聴き比べがしたい
  • CDを買ってすぐに音楽を聞きたい時のリッピングが面倒くさい(DLはまだ音源が限られている)

の2点。

 

こうした問題を考慮すると、僕が現在使っているYAMAHA NP-S2000の下位後継機であるCD-N500ってすごい便利ですよね。改めてL-5050μX+CM5の構成で聴き比べてきましたが、音色が心地よいです。高解像度音源を普段から聞いているメンバーで試聴したところ、少し音の広がりがぼんやりと感じるって人がいましたが、それこそがCDの味なんだと思います。個人的に交響曲はCDで聞いたほうがいいと感じました。今更だけどCDプレイヤーをシステムに組み入れようかな(笑)

 

ヤマハ、192/24対応/ALAC再生可能なネットワークCDプレーヤー「CD-N500」

  • CD再生部とネットワーク再生部で、異なる音質チューニングを施している点もポイント。

  • CD再生では「ほどよい厚みに引き締まった中低域と伸びやかな高域を再現する音質」、ネットワーク再生では「ハイレゾ音源を意識したレンジが広く、見通しのよい音質」と、それぞれの音源の特性に合うようにした。

     

  • DLNA Ver.1.5に準拠し、ネットワーク経由で192kHz/24bitのWAV/FLACフォーマットに対応。さらに、アップルロスレス(48kHz/44.1kHz)にも対応する。そのほかのネットワーク再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC

     

  • ギャップレス再生

     

  • 国内モデルだけの特徴としてradiko.jpにも対応する。

     

  • CDメカとシャーシの取り付けには、独自のローダーサポートを使用し、面で固定することでメカ自体の剛性を強化するなど、音に悪影響を与える振動を抑制

CD-N500 音質テスト

  • 細かい音は結構出ている感じです。音が重なった部分でも、それぞれの音を分離して聞き取ることができます。このクラスのCDプレーヤーとして、基本性能は高い

     

  • しかし、高域に薄いベールがかかったように倍音が曇っています。

     

  • CDをリッピングしたWAVEデーターファイルをネットワーク経由で再生すると、CD再生と比べて高域のマスキングが少し減少し、高音が鮮やかになったように感じます。

     

  • 基本的な音調は、低音が少し薄く高音がやや勝ち気味で、クリアで少し硬質なイメージを感じさせる「ヤマハの音」といった感じです。

     

  • PC色の強いネットワーク機器の中にあってCD-500Nはその名の通り、ネットワーク接続で音の良い「CDプレーヤー」というイメージの商品です。

ヤマハのネットワークCDプレーヤー「CD-N500」を岩井喬が徹底レビュー

  • 独自のバッファリングアルゴリズムによってバッファリング量と読み込み時のデータ転送レートを最適化させ、1倍速でデータを読み込むことでディスク回転数を一定に保ちメカノイズを低減させている

     

  • DACチップには192kHz/32bit処理対応のバーブラウン製PCM5101を採用。

     

  • CDでは艶っぽい生々しさが加わる高域での倍音の豊かさに加え、音像の厚みを感じさせながらキレ良くタイトに引き締める中低域に特徴がある。対してファイル再生ではハイレゾ音源の良さを活かしたストレートかつナチュラルで高解像度なサウンドだ。

CDとハイレゾ音源のハイブリットプレーヤー、ヤマハ「CD-N500」

  • 「今あるCDを無駄にしたくないけど、ハイレゾ音源も気になる」というニーズに応えるカタチで作り上げられたのが、このCD-N500である。

     

  • パイオニア「N-50」と同じ価格帯に、CDという付加価値を加えて乗り込んだ。製品コンセプトは実に明快

     

  • CDからリッピングした44.1kHz/16bit楽曲を数曲かけて感じたのは、フラットでナチュラルなサウンド傾向だ。個性的な演出をねらうのではなく、できるだけ自然な音色とサウンドフィールドを目指したのだろう、端正でそつのない音楽再生を実現

     

  • ハイレゾ音源(96kHz/24bit)を再生すると、高域の伸びやかな、音場的な広がりも豊かなサウンドを披露してくれた。CDリッピングに比べると、格段の違いを感じられるところなどは、ネットワークプレーヤー初心者にとっても分かりやすいと思う。

     

  • CDを再生してみる。こちらはガラリと表情が変わり、メリハリの良い、力強いサウンドに仕上げられていた。とくに女性ボーカルなどが顕著で、ネットワークオーディオに対して、明らかにリキの入った、感情豊かな歌声になっている。

CDとネットワーク再生を比較できるヤマハ「CD-N500」

  • ダイレクトなCD再生とCDをリッピングしたデータのネットワーク再生の聴き比べができるというのも、興味深い楽しみと言える。先にネタばらしをしてしまうと、開発段階でCD再生と比べてネットワーク再生の方があきらかに実力が上とわかったので、製品では両者の音の味付けを変え、あたかも2つのプレーヤーを使い分けるような楽しさを加味したという。

ヤマハ(YAMAHA) CD-N500 ネットワークCDプレーヤーとは?

  • 有線LANポートしか付いていないので、無線LANに対応できないと勘違いしている商品レビューがありましたが、有線LANポート用の無線LAN子機が市販されていますので、他ブランドの無線LAN子機でも、問題なく使えるはずです(USB子機より少し高価です)。(追記:ただ無線LANにすると有線LANに比べて音質劣化しますけどね・・・)

(参考:LAN環境(無線or有線)による音質への影響

 

ヤマハ ネットワークCDプレーヤー シルバー CD-N500(S)

ヤマハ ネットワークCDプレーヤー シルバー CD-N500(S)