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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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2014年 今年買って良かったオーディオ機器

はじめに

お久しぶりです、yamanatanです。契約の関係でブログを更新していませんでしたが、めでたく(?)11月末で契約期限が切れましたので、またボチボチとブログを更新していこうと思います。

復帰一発目は何書こうか考えていたところ、色んなブロガーさんが今年買ってよかったものをまとめていらっしゃったので、そこに乗っかって今年買ってよかったオーディオ機器を書いていこうと思います。我が家のオーディオ機器はリファレス機器を除いて、絶えず購入(貰ったもの含)・試聴・売却の無限ループに曝されているので、こうした無限ループから一時的にでも解脱した(笑)オーディオさん達はそれなりに優秀な方々だと思います。

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photo credit: Patrick Hoesly via photopin cc

 ATC SCM11

 WHAT HI*FI2013に続き、2014のBEST BUYにランクインされたATCのスピーカーです。去年から気になっていたのですが、なかなか試聴する機会がなく、今年の夏頃にようやく聞けたスピーカーです。B&Wの新685を買うつもりだったのですが、いつの間にかこの子が家にいました(値段ぜんぜん違うのに・・・)。ATCという会社名には聞き馴染みの無い方が多いかもしれませんが、Acoustic Transducer Companyの略でイギリスの少数精鋭オーディオメーカーです。

 音の特徴ですが、低音の量感はほとんどありません。高音の抜け感も同価格帯でずば抜けているわけではなく、無難だなーという印象。では何がいいんでしょうか?このスピーカーの最大の特徴は中音域の分解能の巧さ(!)です。音が多い音源やボーカルものとの相性がとにかく抜群で、女性ボーカルのJAZZとか聞いたら気持ちよすぎて眠たくなります。流れてくる音を一音一音はっきりと聞き分けられる精度で分解するのではなく、丁度いい分解のレベル、この調節の巧さがATCの強みなんだと思います。一音の音密度が高いという感想のレビューをたまに見かけますが、こうした情報量の多さが効いているのかもしれませんね。

ちなみに僕が買った理由の一つは木目の美しいデザインです、北欧デザインが好きなオーディオヲタならぜひ一度現物を見て欲しいと思います。(イギリスメーカーだけどね)

 NuPRiME IDA-16

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 お次はプリメインアンプ、NuPRiMEのIDA-16です。NuPRiMEはNuForceがハイエンドクラスを差別化するために新しく立ち上げたブランドですが、正直なところあまり意味があるようには思えません。

それはさておき、このアンプすごいです。僕は昔からアンプはずっとLuxmanを使ってきたのですが、最近はこの子を使う頻度が増えてきました。先進的なデザインは言うまでもないのですが、とにかく能力が高いです;さらにハイレゾなど最近の流行に完全に対応(DSDにも!)しているのもナイス!(伝統メーカーはちょっと対応が遅いです)。例えば音像定位や精度重視のアンプの場合、低音の量感は多少なりとも犠牲にするケースが多いのですが(購入側も割り切っているし)、この子は欲張りなのかどっちも満点とろうとしています。大谷くんじゃないですが、二刀流やって成功してしまっているんですね。(低音大好きな友達の一人に言わせればこれでもまだ量感不足だそうですが、僕的には十分すぎるほどなので、国民の9割はこれで満足できると思います。)

歪みS/N比も上々で、守備やコントロールも上手いとなるとこれはもうすごい選手だな、と。最大の問題点は・・・知名度?(今調べたら価格.comで80位くらいでした)ちなみにリモコンのデザインは微妙です。

まさかamazonに売っているとは思いませんでした(笑)

NuPrime ニュープライム デジタルプリメインアンプ IDA-16 (シルバー)

NuPrime ニュープライム デジタルプリメインアンプ IDA-16 (シルバー)

 
NuPrime ニュープライム デジタルプリメインアンプ IDA-16 (ブラック)

NuPrime ニュープライム デジタルプリメインアンプ IDA-16 (ブラック)

 

 

AKG K323XS

なんかお高い機器が続いてしまってあまり参考にならないので、安いイヤホンも紹介しておきましょう。名門AKGから去年発売された廉価版イヤホンK323XSです。オモチャのような圧倒的なちゃっちさ(方言:ちゃっちい)で試聴される前からクソ音認定されること請け合いのこのイヤホン、はっきり言ってすごいです

初めて聞いた時は見た目とのギャップに脳が騙されてるだけだ、と思いましたがどうやらそうじゃないみたいです。100均で売ってそうな外観ですが、解像度がとにかく高いです。廉価のダイナミック型ドライバでこんな高解像度が実現できるなんて、「ええい、AKGのダイナミック型ドライバは化け物か!」と叫びたくなります。

売れ筋との比較

ネットで高評価を受けているJVCのHA-FXD80と比べると、低音域の情報量でやや負けていますが、コスパを考えるとこちらが優秀でしょう。絶賛されているPhillipsのSHE9710とも比較試聴しましたが、残念ながらSHE9710は高音がまるで制御出来ていませんでした。SONYのMDR-EXシリーズは最近の中では非常にバランスがとれたイヤホンだと思いますが、コスパを考えるとやっぱりこちらかな?

唯一の問題点はこれでイヤホンにハマってイヤホン沼に沈んでいく可能性が高いということ。僕の友だちのようにならないように、自制心を持って音楽を楽しみましょう(笑)

追記:こちらでもベストバイに推されていましたね。(12/22)

【2000〜5万円】コスパ高・高音質イヤホン総まとめ プロが価格帯、音楽ジャンル別におすすめを選んだ 日経トレンディネット

【国内正規品】AKG カナル型イヤホン レッド K323XSRED

【国内正規品】AKG カナル型イヤホン レッド K323XSRED

 
JVC カナル型イヤホン ガンメタリック HA-FXD80-Z

JVC カナル型イヤホン ガンメタリック HA-FXD80-Z

 
【アウトレット】フィリップス カナル型イヤホン SHE9701-A

【アウトレット】フィリップス カナル型イヤホン SHE9701-A

 

 まとめ

 相変わらず書きだすと止まらないな(笑)とりあえず印象に残っていた3つを紹介しましたがまだまだあるので、また機会があれば紹介します。更新をお休みしている間にブログのアクセス数が10万を超えていて感謝感謝です。(小声:こんなマニアックなブログに来る人がこんなにいるなんて!)色々ともらっていた要望の中で多いのが売れ筋製品の比較と新製品の紹介(レビュー)だったので、また時間があるときに更新しようかと。ではでは。

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photo credit: Clément Alloing - CAphotography via photopin cc