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クリスマスプレゼントにも最適な「超絶コスパイヤホン」

今年買ってよかったものとして紹介しようとしていたら、av.watchさんがレビューを出してしまったので急遽投稿、泣

finalのE2000は4000円を切る価格ながら、アルミ削り出しのボディ+5種類のイヤーピースが付属、低音の量感はサイズなりだが、中高音の解像度が価格対比で異常に高く、5000円以下ではコスパ最強と称されるイヤホンでした。

この兄弟機として発売されたのがfinalのE1000、発売前からその音質には注目が集まっていました。3000円以下ということで、さすがに筐体(きょうたい)はアルミ削り出しというわけにはいかず、ABS樹脂を採用;見た目のチープさこそ妥協点ですが、音を決定づけるドライバとケーブルは高級機顔負け。量感こそ控えめながら引き締まった低音はE2000と同等、中高音の解像度の高さはE2000に一歩譲るものの、非常に高いレベルです。 モニターライクなので、派手な味付けのイヤホンを聞き慣れていると、淡白であっさりとした印象を受けるかもしれませんが、毛並みのいい本機から奏でられる音は本物です。このような質の高いイヤホンで若いうちから耳を育てられるのは、非常に幸運と言わざるを得ません。

av.watch.impress.co.jp

エントリーレベルで同価格帯のイヤホンの中で人気のTOTEM Pacoとも比較してみましょう。アルミ合金製の質感は値段を感じさせません。最大の特徴は全音域に渡ってすっきりとしたクリアな音質で、サイズでは考えられないほど低音の量感もあります。

E1000と比較すると、低音はTOTEM Pacoが一歩リードしていますが、音質という点では、クリアだと感じていたTOTEM Pacoですら音の輪郭を曖昧に感じるほど、E1000の解像度が高いことを実感できると思います。高音の制御能はどちらも課題ありですが、この価格帯なら気にならないでしょう。

追記

2019年6月3日発売のヘッドフォンブックに限定カラーのE1000が付いてきます。「HEADPHONE BOOK 2011」の特別付録「Piano Forte」はプレミアが付きましたので、こちらも欲しい人は早めに確保しておきましょう。