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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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SONYのハイレゾ戦略がはじまった

ソニーが高音質なハイレゾ音源をオーディオ製品事業の中核として全面的に推進するプレスリリースを発表しました。すでにオーディオ愛好家の間でハイレゾ音源は常識となりつつありますが、ソニーの本格的な参戦によって市場の裾野が広がっていくように思います。ただ、音質・ファイルサイズの観点から有利なDSD音源に肝心のウォークマンが非対応という辺り、吉と出るか凶と出るか気になるところではあります。

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mora

レーベルゲートが運営する「mora」では新型ウォークマンの発売に合わせてハイレゾ音源のダウンロードサービスを開始する模様。DRMなしでFLACを採用したことは非常に好印象だが、当面はアルバム単位での販売ということで残念。できるだけ早くバラ売りに対応してもらいたい。

PHA-2

高評価を得たPHA-1の後継機。

何と言っても一番のポイントはDACチップがWolfsonのWM8740からTIのPCM1795に改善されたこと。PCM1795は本来ミドルクラスのピュアオーディオが積むようなチップで、大幅な性能向上につながることが期待できる。

PCM音源は最大192kHz/24bitまで対応、DSDも2.8MHzおよび5.6MHzをサポートするとのことで、だったらNW-ZX1もDSDに対応させろよと無言のツッコミ。

  • デザインは従来機「PHA-1」を踏襲しているが、サイズは一回り大きい約68(幅)×140(長さ)×29(厚さ)ミリ
  • 重量は約270グラム。
  • 内蔵のリチウムイオン充電池でデジタル接続時なら約6.5時間、アナログ接続では約17時間の連続駆動が可能
SONY ポータブルヘッドホンアンプ PHA-1

SONY ポータブルヘッドホンアンプ PHA-1

 

 UDA-1

スペックを見る限り、ハイレゾで関心を持ったピュアオーディオ初心者向けのDAC内蔵プリメインアンプといった印象。対抗馬としては発売日から時間が経っていて価格が熟れているONKYOのA-5VL/A-7VLを比較・検討すべきだと思う。

  • DACはTI製のバーブラウン「PCM1795」
  • USB DACとしては最高32bit/192kHzまでのPCMや、DSD入力に対応

 

 

 

ONKYO プリメインアンプ 90W+90W(4Ω) シルバー A-5VL(S)

ONKYO プリメインアンプ 90W+90W(4Ω) シルバー A-5VL(S)

 

 

ONKYO プリメインアンプ 90W+90W(4Ω) シルバー A-7VL(S)

ONKYO プリメインアンプ 90W+90W(4Ω) シルバー A-7VL(S)

 

 SS-HA1・SS-HA3

本体前面のサイドをカットした独特なデザインが印象的なブックシェルフ。

ペアの店頭予想価格はSS-HA1が7万円前後、SS-HA3が4万円前後。

7万円出すとB&WのCM1が、5万円出すと685が買えてしまうのでなかなか厳しい市場だが(笑)どのくらい売れるのかしらん。

ソニー 【ハイレゾ音源対応】スピーカー SS-HA3 SC

ソニー 【ハイレゾ音源対応】スピーカー SS-HA3 SC

 
ソニー 【ハイレゾ音源対応】スピーカー SS-HA3 BC

ソニー 【ハイレゾ音源対応】スピーカー SS-HA3 BC

 

 

B&W(Bower&Wilkins) CM1-MR(ローズナット) /2本1組

B&W(Bower&Wilkins) CM1-MR(ローズナット) /2本1組

 

 

B&W(Bowers&Wilkins) ブックシェルフスピーカー 685(MR)【ペア】 レッドチェリー

B&W(Bowers&Wilkins) ブックシェルフスピーカー 685(MR)【ペア】 レッドチェリー

 

 (参考)

高品位なオーディオ体験を実現するハイレゾリューション対応商品を全面展開

ソニーが“ハイレゾ”を全面プッシュ、「mora」は配信サービスを提供

ソニー、DSD 5.6MHzまで対応するポタアン「PHA-2」

ソニー、実売5万円のUSB DAC内蔵小型アンプ「UDA-1」

ソニー、ハイレゾ対応の新ブックシェルフスピーカー