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ネットワークオーディオラボ ぶろぐ

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PCオーディオベストバイ2019

はじめに

去年に引き続き、家電批評の8月号でオーディオ特集が来ましたね。去年の『ピュアオーディオ超入門』は小特集でしたが、今年は全面的な特集が組まれていて、関心の高さが感じられます。今回も家電批評の推奨構成をたたき台にして、2019年版の最新構成を提案してみましょう。

家電批評ですが、VECLOSとEGRETTAのレビューは珍しいので、一見の価値ありです。

networkaudiolab.hatenablog.com

パソコンにちょい足し(~2万円)

別にたくさんお金を使いたいわけではないけれど、いつもPCで聞いている音楽を少しだけいい音で聞きたい、という人向けの構成。下の記事は予算10万円向けなので、紹介されているアイテムは参考になりませんが、基本構成の説明は参考になります。予算にかかわらず、必要なアイテムはDAC・アンプ・スピーカーの3つです。

networkaudiolab.hatenablog.com

家電批評の推奨構成

高いコストパフォーマンスで知られるFX-AUDIO-とFOSTEXを組み合わせる鉄板構成。ぐうの音も出ないっす笑。ただ、FX-AUDIO-はちょっと癖があるので、初心者向けというよりは中級者向けの構成かな、という印象があります。

DAC+アクティブスピーカー

DAC+プリメインアンプ(ただし、電源別売)+パッシブスピーカー

本ブログの推奨構成

推奨構成といきたいところですが、ほとんど不満がないので、その代わり、さらに安い5000円で全部入り(DAC内蔵パワードスピーカー)の推奨構成としてJBLPebblesを推しておきましょう。発売当初に絶賛してからずっとベストセラー、対抗馬すら出てこないってすごいです。本当にお試しでちょい足すならこれです。これを書いていて思いましたが、2~3万円くらいで音質の良いDAC内蔵パワード(アクティブ)スピーカーってありそうでないですよね。Boseが売れる理由が少しわかりました。

家電批評ではデスクトップオーディオということでスピーカーサイズは控え目な組み合わせが提案されています。でも中には広い机で作業しているので、大きめのスピーカーでも大丈夫だよ、という人がいるかもしれません。一般にスピーカーは大きいほうが音もよくなるので、サイズメリットは最大限に活かしましょう。ということで、FOSTEXのP802の代わりにYAMAHAのNS-BP182を使うのも一案です。

アンダー10万円構成

音の違いをしっかりと実感したければやはりこのラインになるでしょうか。去年と同じくmarantzのPM-5005を中心に据えた構成。去年はCD再生を念頭に置いて、TOPAZ CD10と組み合わせていましたが、現代的な構成はやはりデジタルファイル再生を軸にしますので、やや時代錯誤でした。その点、今年は評判の高いDACであるiFi AudioのxDSDを組み合わせた現代的なディスクリート構成になっており、音の入り口に関しては不満がありません。

家電批評の推奨構成

また、グレードアップするなら、ということでPM6006が紹介されていますが、これは意味不明でした。PM5005+外付けDACディスクリート構成にする一般的な理由は、自分の好きなDACを組み合わせることで、音作りを楽しむためです。そのためにレベルの高いxDSDとの組み合わせを提案していると思ったのですが、PM6006の但し書きには「下位モデルよりも明らかに高音質でした」とあります。
PM5005(DACなし)とPM6006(DAC内蔵)を比較するのはフェアではありませんし、PM5005+xDSDのディスクリート構成とPM6006を比較してPM6006のほうが高音質であるなら、そもそもディスクリートを提案する必要がありません。

本ブログの推奨構成

基本的に紹介されているアイテムは本ブログで過去に紹介したことのある銘器ばかりなのでほとんど不満がありません。一番の不満はスピーカーです。たしかにJBLのA130はオーディオ的にいい音で、コストパフォーマンスはいいでしょうし、一般レビューが高いのも納得です。しかし、ピュアオーディオ屋にとって、原音再生能力が高くないこのスピーカーは評価しにくいです(BOSEが嫌われる理由と同じです)。他のアイテムがピュア志向なのに、スピーカーだけ浮いています。

アクティブスピーカー

やや10万円オーバーですが、色んな割引を駆使すればぎりぎり10万円切れる(場合がある)という言い訳付きで、第一案はKEFのLSXです。KRIPTONのKS-3HQMとruarkaudioのMR1 Mk2も有力候補です。ruarkaudioはもう少し値下がりしてほしいですね。

ディスクリート

家電批評で推奨されているxDSDはいいDACですが、予算10万円の半分を占めるのは痛すぎますし、そのせいでスピーカーに予算がさけないのでは本末転倒です。ということで、いつものように赤トンボさんを使いましょう。安くなった上に解像度が増すおまけ付きです。

アンプですが、去年と同じくPM5005の代わりにCambridge AudioのAM10を使ってもいいのですが、芸がない&欠品している&がっつりスピーカーに投資したい、ということで、直近で大きく値下がりしてくれたONKYOのA-9110をチョイスしてみました。全体的にソリッドな音ですが、そこはスピーカーにカバーしてもらいます。

基幹に据えるスピーカーはDALIのOBERON1です。もちろん過去記事のようにSPEKTOR2を使ってもいいですが、予算に余裕があるので、今回はOBERON1を選びました。

KEFのQ350も勿論ありです。コスパでは若干OBERON1に分があると思いますが、個人的に好きな音はKEFです。ここまでくると、完全に好みの問題です。

まとめ

ということで、2019年版を組んでみました。オーディオ業界は毎年新製品が出るような業界ではないので、それほど大きく様変わりするわけではありませんが、実勢価格の変化やディスコンによって、予算制約のもとで組めるシステムが変わってくるのが面白いところですかね。

  • PM5005+xDSD+A130(家電批評の構成)
  • LSX(一撃必殺予算オーバー)
  • A-9110+赤トンボ(DragonFly Red)+SPEKTOR2/OBERON1/Q350

プライムデー:音響機器@2019/7/15

プライムデーでお買い得な商品があればまとめてくれと友達に頼まれたので、こちらにメモします。

 

B&O Play Beoplay P2のアンバーが安いですね。あまり安売りしない商品ですし、デザインも音質もいいです。
一時期流行った肩のせスピーカーの中ではJBLがもっとも音質に優れます。この値段なら、すぐに売り切れると思います。
Bluetoothなので過度な期待は禁物ですが、SHUREらしい音質&リケーブル可能なので、ワイヤレスイヤホンが欲しかったのであれば、買ってもいいと思います。フルワイヤレスは微妙なラインナップですね。
すごく安いってわけじゃないですが、狙ってた人にはいいセールですね。音質はいいですが、インピーダンスが50Ωなので、アンプは必須だと思ってください。
隠れた目玉商品だと思います(というか持ってなかったのでポチりました笑)。AKGのヘッドホン持ってる人はとりあえずポチって後悔ないと思います。合わせ買いキャンペーン見送って正解ですね。

 

 

 

 

 

クリスマスプレゼントにも最適な「超絶コスパイヤホン」

今年買ってよかったものとして紹介しようとしていたら、av.watchさんがレビューを出してしまったので急遽投稿、泣

finalのE2000は4000円を切る価格ながら、アルミ削り出しのボディ+5種類のイヤーピースが付属、低音の量感はサイズなりだが、中高音の解像度が価格対比で異常に高く、5000円以下ではコスパ最強と称されるイヤホンでした。

この兄弟機として発売されたのがfinalのE1000、発売前からその音質には注目が集まっていました。3000円以下ということで、さすがに筐体(きょうたい)はアルミ削り出しというわけにはいかず、ABS樹脂を採用;見た目のチープさこそ妥協点ですが、音を決定づけるドライバとケーブルは高級機顔負け。量感こそ控えめながら引き締まった低音はE2000と同等、中高音の解像度の高さはE2000に一歩譲るものの、非常に高いレベルです。 モニターライクなので、派手な味付けのイヤホンを聞き慣れていると、淡白であっさりとした印象を受けるかもしれませんが、毛並みのいい本機から奏でられる音は本物です。このような質の高いイヤホンで若いうちから耳を育てられるのは、非常に幸運と言わざるを得ません。

av.watch.impress.co.jp

エントリーレベルで同価格帯のイヤホンの中で人気のTOTEM Pacoとも比較してみましょう。アルミ合金製の質感は値段を感じさせません。最大の特徴は全音域に渡ってすっきりとしたクリアな音質で、サイズでは考えられないほど低音の量感もあります。

E1000と比較すると、低音はTOTEM Pacoが一歩リードしていますが、音質という点では、クリアだと感じていたTOTEM Pacoですら音の輪郭を曖昧に感じるほど、E1000の解像度が高いことを実感できると思います。高音の制御能はどちらも課題ありですが、この価格帯なら気にならないでしょう。

追記

2019年6月3日発売のヘッドフォンブックに限定カラーのE1000が付いてきます。「HEADPHONE BOOK 2011」の特別付録「Piano Forte」はプレミアが付きましたので、こちらも欲しい人は早めに確保しておきましょう。
 
 
 
 

お年玉で買うべきミニコンポ2019

はじめに

皆様こんにちは、毎年恒例「お年玉で買うべきミニコンポ」です。今年も12月某日、都内某所でこの企画のためにミニコンポ試聴会を開催しました。去年は人が多すぎたので、今年は少し人数を絞って15人体制で審査を行いました。また、今年は初めて20代の方(エンジニアとオーディオショップ勤務の方)にも審査に加わってもらったので、評価に現代的な感性も反映されているのでは?と期待しています。

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Photo by Chris Gilbert on Unsplash

目次

NOTE

  • 試聴環境は例年通りですので、過去記事を参照してください。
  • 記事作成時の実勢価格が2万円~4万円、4万円~7万円の2部門制です。2万円未満はミニミニコンポ、7万円~はハイコンポとして、ミニコンポと区別しています。
  • 点数がよく分からないとのことなので、今年から5点満点に。
  • 点数順にして並べてほしいという要望が多かったので、今年から点数順に。
  • 今年は4万円~に新製品がなかったので、原点回帰でCD再生機能のある製品のみをテストしました。
  • スペックの読み方を教えてほしいという要望があったので、ざっくりとした解説を付けておきました。

ベンチマーク

marantzのM-CR611はそろそろ後継機が出そうな値下がりっぷりです。スピーカーは去年発売して、今年も猛威を奮ったDALIのSPEKTOR2。上限の7万円が出せるなら、この構成が現時点では鉄板だと思います。こちらの構成を5点満点中4.5点として、審査を行いました。4.5/5

 

アンプ・プレーヤー

  • 定格出力:50W+50W(6Ω)(大きいほど出力も大きい)
  • 実用最大出力:60W+60W(6Ω)
  • 全高調波歪率(THD)(1 kHz、5 W、6Ω):0.1%(音の歪み、小さい方がいい)
  • 周波数特性 :5 Hz ~ 40 kHz(±3 dB)(どれくらいの帯域でフラットに鳴らせるか。一般に広いほうがいい。ちなみに人間の可聴域は20Hz~20kHz。)
  • S/N比:90 dB(信号雑音比、大きいほうがいい)

スピーカー

  • 出力音圧レベル:(音の大きさの目安)
  • 周波数特性:54Hz~26kHz(+/-3dB)(アンプほど出力との関係が単純ではないが、基本的には上と同じ)
  • クロスオーバー周波数:2.6kHz(低域と高域の境目)
  • インピーダンス:6Ω(高いほど鳴りにくいが、それだけ音が制御しやすいので、高いほうがよいとされる。ただし、アンプの出力が低いと、ユニットが十分に動かず、音がスカスカになる。)
  • 推奨アンプ出力:25~100W(アンプの出力がこれ以上なら大丈夫)
  • ウーハー:130mm
  • ツイーター:25mmソフトドーム
  • バスレフ型

試聴機リスト

今年から試聴対象に加わった製品にはNEWマークをつけています。在庫切れや在庫減少による価格高騰が見られた製品は打消しています。値下がりによって、区分が変わった製品は打消⇒CHANGEとなっています。参照している価格は記事執筆時の価格.com最安値です。

4万円~7万円・()内は実勢価格最安値・[]内は点数

2万円~4万円

試聴4万円~7万円

SC-PMX150

あまりにもコスパが高いので、ピュアオーディオ屋までサブ機に買い求めるPMX150。去年から5000円程度値下がって実勢価格は5.5万円になり、価格競争力も上がってきました。単純なコストパフォーマンスではもちろん下位機種であるPMX80のほうが有利ではあるものの、非常に競争的な価格水準といえるでしょう。

音の特徴はやや深みに欠け、音場感こそ苦手ですが、軽やかな中~高音域と十分な解像度は安定感抜群。高音域のヌケ感はベンチマークを上回っており、安っぽいデザインを除けば、機能性・音質ともに満足です。4/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:60W+60W(6Ω)
  • 全高調波歪率(THD):
  • 周波数特性 :
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:82dB/W(1m)
  • 周波数特性:41Hz~100kHz(-16dB)、45Hz~90kHz(-10dB)
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:3Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:140mmコーン型
  • ツィーター:19mmドーム型
  • スーパーツィター:12mmピエゾ型
  • バスレフ型

M-CR611+LX-2

今年は、新製品がないので、ベンチマークのM-CR611に組み合わせた提案を追加しようということで、WHAT HI*FIのUNDER £150にランクインしたMission LX-2を合わせてみました。国内実勢価格はSPEKTOR2と同等なので、やや不利な戦いになりそうです。

僕自身、このスピーカーは初試聴だったのですが、音の押し出し感が強く、中音域の稠密性が素晴らしいスピーカーでした。高音域は自然な出で、ノビノビ・キレキレの高解像度サウンドといった感じではなかったものの、音に躍動感があり、聞いていて楽しくなる音でした。低音域もパワフルでしっかりと鳴っており、万人受けしそうです。4/5

アンプ・プレーヤー
  • 再生周波数特性(CD):10-20kHz
  • 定格出力:50W+50W(6Ω)
  • 実用最大出力:60W+60W(6Ω)
  • 全高調波歪率(THD)(1 kHz、5 W、6Ω):0.1%
  • 周波数特性 :5 Hz ~ 40 kHz(±3 dB)
  • S/N比:90 dB
スピーカー
  • 出力音圧レベル:86.5dB/W(1m)
  • 周波数特性:60Hz - 30kHz (+/-3dB)
  • クロスオーバー周波数:2.8kHz
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:130mmアドバンスドファイバー
  • ツィーター:25mmマイクロファイバードーム
  • バスレフ型

XC-HM86+LX-2

値下げによって、ググッと価格競争力が上がってきたXC-HM86。最初はメーカー推奨の組み合わせであるS-HM86-LRとの組み合わせを試しましたが、ややチグハグ感を感じました。音自体は非常に力強いのですが、全体的に粗さを感じる・何かが物足りないという意見が出ました。これは恐らくスピーカー側の問題だろうということで、Mission LX-2を組み合わせたところ、これが大正解。アンプとスピーカーの相性がよく、躍動感のある音に磨きがかかりました。解像度はそれほどでもないですが、中音域と音場感ではM-CR611との組み合わせをしのぐ高評価となりました。3.5/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:65W+65W(4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):1 kHz、10 %、T.H.D.、 4 Ω
  • 周波数特性 :
  • S/N比
スピーカー(S-HM86-LRのスペックです)
  • 出力音圧レベル:82dB/W(1m)
  • 周波数特性:45Hz~40kHz(-20dB)
  • クロスオーバー周波数:4kHz
  • インピーダンス:4Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:130mmグラスファイバー
  • ツィーター:25mmソフトドーム型
  • バスレフ型

CR-N775+D-012EXT

 公式の組み合わせはD-112NFXもしくはD-012EXTですが、前者は予算オーバー。後者は2012/14年に発売した銘機D-112EXTと似たようなスペックで、重量は3/4くらいと、やや取り扱いやすくなりました。当初はD-112EXTを使う予定でしたが、去年からかなり値上がりしていましたので、今年からはD-012EXTを採用しています。

音の特徴はパナソニックによく似ています。音は軽目で解像度重視、耳馴染みはいいですが、どっしり構えてリスニングすると、やや音場感に欠けます。低音域の迫力が今ひとつという意見もありましたが、しっかりと量感は稼げていました。3/5

 

アンプ・プレーヤー
  • 再生周波数特性(CD):10-20kHz
  • 実用最大出力:40W+40W(4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):
  • 周波数特性 :10 Hz ~ 40 kHz(+0dB/-3dB)
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:85dB/W(1m)
  • 周波数特性:60Hz - 100kHz 
  • クロスオーバー周波数:3kHz
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:100mmN-OMF
  • ツィーター:30mmリング
  • バスレフ型

CR-N765+D-012EXT

ONKYOは、全ラインナップで一貫して分かりやすい「いい音」を志向しているので、音の印象は軽くて、解像度重視。全音域に渡って聞きやすいですが、どうしてもすごみに欠けます(聞き疲れないという意味ではいいのですが)。僕自身は、毎年聞いているせいか、ある程度ONKYOの音に耳が慣れてしまったのですが、ピュア系の方からはN775との組み合わせに比べて「少し音痩せが気になる」などのコメントがありました。点数的には、厳しい評価となりました。3/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:30W+30W(4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):0.4%(1kHz、1W)
  • 周波数特性 :10Hz~100kHz/+3dB、-3dB
  • S/N比:100dB
スピーカー
  • 出力音圧レベル:85dB/W(1m)
  • 周波数特性:60Hz - 100kHz 
  • クロスオーバー周波数:3kHz
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:100mmN-OMF
  • ツィーター:30mmリング
  • バスレフ型

試聴2万円~4万円

続いて2万円~4万円です。覇権を握り続けているPMX80に、去年まで4万円~クラスで戦っていたDENONのM41やKENWOODのK515がどう戦うのか、ニューカマーがどのくらいの戦闘力を持っているのか、といったところが注目点です。

RCD-M41 + SC-M41

とうとう価格帯が3万円台に突入したことにより、いよいよスキがなくなったM41。ネットワーク再生やUSB再生こそありませんが、改めて完成度が高いなと実感させられます。オーディオを比較する際、スペックに注目する方は多いと思いますが、出てくる音を決める際に重要なのは「スペックをどれくらい実際に活かせているか」です。この点は、実際に試聴してみないとプロでも分からない、というのが正直なところで、本blogでアフィリエイトリンクを貼っているくせに、一貫して「購入する際は、できる限り実際に試聴してから」をお勧めしているのは、ここに理由があります(音の好みという側面もありますが)。

さて、このM41はカタログスペック自体は平凡そのもので、ややもすれば見劣りしがちです。しかし、出てくる音は全音域に渡って引き締まっており、必要十分な解像度と適切な音像定位は健在です。手軽にいい音が欲しい、というミニコンポに求められている要素を完全に満たしており、オーディオ古参の「もうこれでいいじゃん」というつぶやきが印象的でした。3.5/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:30W+30W(6Ω)
  • 全高調波歪率(THD):6 Ω、1 kHz、T.H.D. 10 %
  • 周波数特性 :2Hz~20kHz
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:83dB/W(1m)
  • 周波数特性:45Hz~40kHz
  • クロスオーバー周波数:3kHz
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:60W(JEITA)、120W(PEAK)
  • ウーハー:120mmコーン型
  • ツィーター:25mmドーム型
  • バスレフ型

SC-PMX80

元々圧倒的だったコストパフォーマンスが、値下がりによってさらに強烈に。そろそろ次世代機が来そうな価格水準ですので、底値狙いの人は買い時かもしれません笑

音に迫力こそないですが、解像度重視の構成は現代的で、価格対比で全音域に不満がありません。M41との比較では、高音のヌケ感はPMX80、音場感ではM41が上という感じです。どちらを買っても後悔はないと思います。3.5/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:60W+60W
  • 全高調波歪率(THD):
  • 周波数特性 :2Hz~20kHz
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:81dB/W(1m)
  • 周波数特性: 41Hz~50kHz(-16dB)、48Hz~43kHz(-10dB)
  • クロスオーバー周波数:3kHz
  • インピーダンス:3Ω
  • 推奨アンプ出力:60W(JEITA)、120W(PEAK)
  • ウーハー:140mmコーン型
  • ツィーター:19mmドーム型
  • スーパーツィーター:15mmピエゾ型
  • バスレフ型

 K-515/K-505

まさかのVGP2018金賞受賞で驚きのK-515、新製品有利の印象があったので少し驚きましたが、よく考えたら新製品が出てないのでノーサプライズでした。

K-515は悪くない音だと思いますが、去年から1万円ほど値下がりしていることから分かるように、売れ行きは芳しくないのでしょう。最大の原因は、このブログで毎年触れている前機種、K-505の存在かもしれません。K-505は2015年に発売、ハイレゾブームの直前に売り出したため、FLACに対応していない点が致命的に見えます。しかし、コンポを買う人の大半が聞くのはハイレゾファイルではなく、CDやラジオですので、値段が下がりきっていて、ハイレゾが再生できないせいでコスパがあまりにも優秀になってしまったK-505のほうが魅力的に見えてしまうのです。

PMX-80との価格差が1万円から5千円に縮まったので、どちらを買おうか悩む人もいるでしょう。K-515/505はどちらも明瞭で立ち上がりのいい音が特徴的ですが、一方で低音の引き締まりが課題で、ややだぼついた印象を受けます。高音も美しいですが、もう一伸び欲しいと感じてしまうほど、このクラスの音質競争は厳しくなってしまいました。K-505の在庫はいつ無くなるんでしょうか・・・。3/5

アンプ・プレーヤー
  • 再生周波数特性(CD):20Hz ~ 20kHz
  • 実用最大出力:25W+25W(4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):
  • 周波数特性 : 
  • S/N比
スピーカー(K-515/K-505)
  • 出力音圧レベル:
  • 周波数特性:50 Hz ~ 20 kHz
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:4Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:110mmコーン
  • ツィーター:25mmドーム
  • バスレフ型

D-T1

出力は弱いものの、思ったほど悪くないアンプと意外にしっかりしたスピーカーの組み合わせ。philewebのレビューはさすがに褒め過ぎで、音場感や空間再現力はほとんど感じられませんでしたが、平均以上の解像度と適切なチューニングは悪くありません。量感不足はサイズ的に仕方ないかな。思ったより悪くない製品でしたが、コスパではM41が2段階くらい上です。3/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:15W+15W(6Ω)
  • 全高調波歪率(THD):6Ω、1 kHz、T.H.D 10%
  • 周波数特性 : 20 Hz ~ 20 kHz
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:
  • 周波数特性:50 Hz ~ 20 kHz
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:120mm
  • ツィーター:25mm
  • バスレフ型

X-NFR7FX

20周年の集大成ということでしたが、前機種のX-NFR7TXと何も変わらないFRシリーズです(厳密には「Direct」モードが新しく搭載されています。アップサンプリングのようなものかな、と思うのですが、それほど音質面に変化は見られませんでした)。機能性や取り回しの良さには定評があり、安定した売れ行きを示しているシリーズですが、音自体は平凡そのもの。目立った減点はありませんが、全体的に小さくまとまっているな、という印象で目立った特徴もありません。無難に聞けるといえば聞こえはいいですが、コンポを買うのなら、もう少し音質面で有り難みを感じたいところです。新しく出たところでコスト面の優位性もなく、20周年なんだからもう少し気合の入った製品にして欲しかったな、という感想です。3/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:26W+26W(4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):0.04% 以下(1kHz 1W出力時)・0.08%以下(20Hz~20kHz 1W出力時)
  • 周波数特性 :10Hz-100kHz/+1dB/-3dB
  • S/N比:100dB
スピーカー
  • 出力音圧レベル:83dB
  • 周波数特性:50Hz~100kHz
  • クロスオーバー周波数:6kHz
  • インピーダンス:4Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:130mmコーン型
  • ツィーター:30mmリング型
  • バスレフ型

EX-S55

VGPでは高評価である一方、我々の試聴では毎回いまいちなJVC製品(根本的にウッドコーンとの相性が悪い)。今年もしっかりVGPで金賞を受賞していましたが、去年から価格は1万円下落しており、売れ行きはいまいち?

ウッドコーンの最大の特徴は艶っぽい高音で、この高音を味わいたいがために、ウッドコーンを買いたいという気持ちは痛いほど理解できます。一方で、低音のスカスカ具合がどうしても気になってしまうというのも正直なところ。レビューでは高評価の低音増強機能ですが、音の印象が人工的になってしまうため、原音再生が売りの本機との相性はそこまでいいように思えません。また、ウッドコーン独特の透明感のある音に錯覚させられますが、解像度もそこまでよくはないと思います。相変わらず我々の評価ではいまいちな結果となりました。2.5/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:25W+25W (4Ω)
  • 全高調波歪率(THD):
  • 周波数特性 :
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:
  • 周波数特性:
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:4Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • フルレンジ型ウッドコーン
  • バスレフ型

 X-HM76

音質自体は飛び抜けているわけではないものの、ハイレゾ・ネットワーク対応と、現代のコンポに求められる機能をすべて兼ね備えており、去年「バーゲンセール」と称したコスパは本物。今年はほとんど価格落ちもせず、好調な売れ行きです。

この製品は本当にスピーカーが弱点で、アンプの潜在能力は高いのに、いまいちパッとしないスピーカーのせいで音が今一歩足りません。去年は量感不足とレビューしましたが、今年改めて試聴してみると、量感が足りないと言うよりはむしろ制御能力の不足が致命的なのでは?という意見になりました。2.5/5

アンプ自体は悪くない(と言うよりいい部類)ので、とりあえずこの製品を買っておいて、将来スピーカーを変える(たとえば上で紹介したLX-2)という戦略にも使えそうです。

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:50W+50W (4Ω)
  • 全高調波歪率(THD): 1 kHz、10 %、4 Ω
  • 周波数特性 :
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:
  • 周波数特性:
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:4Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:120mmコーン型
  • ツィーター:25mmドーム型
  • バスレフ型

SMC-300BT 

 真空管アンプ+和紙スピーカーという奇をてらった印象のある構成ながら、やたらと正統な音が流れてくるので、売れて欲しいなと去年書いたんですが、かなり売れ行きがよいらしく嬉しいです。もっとも購買層の多くは、SANSUIのオールドファンらしいので、若い人にも聞いてほしいコンポですね。

 去年も書きましたが、我々の画一的な評価では、量感こそあるものの、音の解像度や明瞭さ、音像定位、音場感などどうしても劣った点をつけざるを得ません。しかし、真空管でしか出せないふんわりとした音があるというのも事実。ウッドコーンスピーカーと同じく、特別枠で扱ったほうがいい部類のコンポだと思います。2.5/5

アンプ・プレーヤー
  • 実用最大出力:30W+30W
  • 全高調波歪率(THD):10%
  • 周波数特性 :
  • S/N比
スピーカー
  • 出力音圧レベル:
  • 周波数特性:
  • クロスオーバー周波数:
  • インピーダンス:6Ω
  • 推奨アンプ出力:
  • ウーハー:110mm
  • ツィーター:38mmドーム型
  • バスレフ型

 最後に

今年も無事に書き終わって一安心です(公開した後も修正・追記すると思いますけど、とりあえず)。ご協力いただいた方々、この場を借りてお礼申し上げます。また、お読みいただいた方々にも心から感謝です。

毎年試聴でご協力頂いているショップの方から、「来年はいつにしますか?」と1年前予約を迫られてしまい、打ち上げの勢いで予約してしまったので、来年もこの企画は続きそうです笑。

それでは皆様、よいお年を!

予算10万円PCオーディオベストバイ2018

はじめに

台風で仕事ができないので、この機会に書きたかった10万以内ベストバイを書いてみることにしました。ハイコンポ~の記事を掘り下げようとする→philewebで予算10万円~の記事が出る→読んでみたら不完全燃焼という流れで、まとめておきたい記事でした。

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PCオーディオ

10年くらい前であればラジカセやコンポ(ミニコンポ)が主流だったかもしれませんが、現在もっとも主流なオーディオの構成は間違いなくPCオーディオです。PCが一般化し、インテリアの中心になったことで、状況は一変しました。PCオーディオについていえば、以前はCDドライブ付きのPCが多かったですが、ノートPCの薄型とともにCDドライブなしのモデルが増えてきたので、オーディオ再生環境としては、CD再生用機器(CDトランスポートと呼ばれたりします)を別に揃えるケースも増えてきました。

PCオーディオの標準構成は以下のとおりです。

  • PC(音源再生)→PC(デジタル・アナログ変換)→パッシブスピーカー(出力)

※PCにCDドライブが無い&CDを再生したい場合は、PC+外付けDVDドライブやCDトランスポート(音源再生)になります。

ただし、この構成ではPCノイズがデジタル音源をアナログの音声に変換する過程で音声にのってきてしまうのでよくありません。そこで、DACという機械を使います

  • PC(音源再生)→DAC(デジタル・アナログ変換)→パッシブスピーカー(出力)

 また、このままではスピーカーを鳴らすのにパワーが不十分なケースがあります。そこで電力を増幅してくれる装置であるアンプ(パワーアンプ・メインアンプ)を追加します。ここには電圧増幅・音量調整の装置であるプリアンプの機能が追加されたプリメインアンプを使うことがより一般的です(初心者はとくに)。

  • PC(音源再生)→DAC(デジタル・アナログ変換)→パワーアンプ(増幅)→パッシブスピーカー(出力)
  • PC(音源再生)→DAC(デジタル・アナログ変換)→プリメインアンプ(増幅)→パッシブスピーカー(出力)

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このバリエーションとして、DAC搭載プリメインアンプを利用する場合や、プリメインアンプを搭載したパワードスピーカー(アクティブスピーカー)を利用する場合、さらにDAC搭載プリメインアンプを搭載したパワードスピーカーを利用する場合があります。近年は、すっきりとしたインテリアが好まれるので、パワードスピーカーの躍進が目立っています。今回はここに焦点を当てましょう。

  • PC(音源再生)→DAC搭載プリメインアンプ(デジタル・アナログ変換・増幅)→パッシブスピーカー(出力)
  • PC(音源再生)→DAC(デジタル・アナログ変換)→パワードスピーカー(増幅・出力)
  • PC(音源再生)→DAC搭載パワードスピーカー(デジタル・アナログ変換・増幅・出力)

お金をかける順番は、基本的に音の出口に近い方からで、一般にスピーカーがもっとも重要になります。

1点突破

DAC搭載パワードスピーカー(厳密には違いますが、このカテゴリで)】 

KRIPTONのパワードスピーカーであるKS-3HQMを単独で使うのが第一案です。一発目からいきなり特殊なスピーカーで申し訳ないですが、こちらはデジタルアンプを積んでおり、アンプがDACの役割も果たしてくれるスピーカーです(実際にはもう少し複雑ですが・・・)。デジタルアンプは一昔前までスカスカな音が出ていたので悪いイメージを持っている人も少なくないですが、最新のデジタルアンプは大音量を出さない限り、アナログアンプと同等かそれ以上の能力を発揮します。

デスクトップで使う(ニアフィールド)、音の精度や稠密性(ハイレゾなど)を重視するといったここ数年流行しているスタイルでは最高レベルの選択肢になります。こだわりの音作り!みたいなことに興味がなければ、おすすめの選択肢です。

 ruarkaudioのR2Mk3を使うのが第二案です。Bluetoothも利用可能ですが、音質重視の場合は、必ずWifiでPCと接続してください。伸びやかな音が特長のモダンブリティッシュサウンドを堪能できます。

対抗馬はREVOになるでしょうか。音精度はやや甘めに感じますが、パワーはしっかりとしています。

 こちらも予算オーバーですが、Dali Zensor 1AXは完成度の高いDAC搭載のパワードスピーカーです。今回はこの子をベンチマークにしています(予算20万円ならELACのAM200、予算30万円ならKEFのLS50にすると思います)。

ヤマハのNX-N500は予算内で全部入りのパワードスピーカー。やや低音に締まりがないことを除けば、解像度は申し分なく、非常にコスパに優れたスピーカーだと思いました。サイズが許す・音質重視なら、検討すべき一機です。

バランス重視

せっかくオーディオに興味を持ったんだから色々と組み合わせてみたい、さすがにスピーカー一本に10万近く投資するのは怖いなんて人は、もう少しバランスを重視した構成にしてみましょう。

KEFのQ350はやや予算オーバーなので、ここではDALIのZENSOR3をチョイス。 ZENSORは後継のOBERONが発表されたので、今後はバーゲンプライス&在庫減が予想されます。後継のOBERONは低域が強化されていますが、現在の価格差(3万円~)ほど質に違いはありませんので、当面はZENSORでいいと思います。

【追記】同価格帯ではELACのDEBUT B5/B6も有力候補ですが、ELACらしい高音のヌケ感がなく、迫力にかけます。第2世代のB5.2はまだ試聴できていないのですが、進化の度合い次第ではランクインもありえます。

高解像度重視なら、いつものSPEKTOR2。よりコンパクトな構成にしたければ、いつものSPEKTOR1も鉄板構成です。

次に(DAC搭載)プリメインアンプです。無難に攻めるならmarantzのPM6006がいいでしょう。ほぼどんなスピーカーでもしっかり鳴らしてくれるだけのパワーがあり、音像定位にも優れます。DACチップは一昔前の高級機でよく採用されていたシーラスロジックの「CS4398」(marantzのベストセラーDACであるHD-DAC1にも採用されていたチップです)で、DACの性能も十分です。

 もう少し安く抑えたい場合は、PM5005やPMA390REもありですが、どちらもDACが載っていないので、結局DACを外付けする必要があります。

 

 これらの定番ラインナップの有力な対抗馬となるのが、名門Cambridge AudioのTOPAZです。AM5は潔くヘッドホン出力まで削った結果、2万円を切る圧倒的なコスパを誇っています。一時期問題になった初期不良が減ってきた点もプラス要因。TOPAZは対になるCDトランスポートCD5/CD10にDACが載っているので、AMにはDACが載っていません。ただ、個人的にはPM6006のようにDAC搭載プリメインアンプTOPAZ AM15も出しておいてくれると、初心者に勧めやすいです

ESSのDACチップ+AM10の組み合わせであれば10万円~クラスの音が出るので、解像度を追求したければ、悪くない選択肢です。

 

DAC

 エントリーモデルのプリメインアンプを買った場合は、DACも買う必要があります(オーディオマニアは、敢えてDAC非搭載のプリメインアンプやパワーアンプを買い、DACも自分で選ぶことで自分の好きな音を追求します。これをディスクリート(分離)構成といいますが、初心者的には億劫だと思うので、あえてネガティブな書き方をしておきます)。

生半可な組み合わせではPM6006の音質を超えられないのですが、大正義Chordはさすがに予算オーバー

そこでまずは定番のiFiからiFi nano iDSD LE(Bluetoothに対応させたければiOne)。対応フォーマットが多く、DACチップは王道のBurr-Brownで不満なし。特に今回提案した中ではDENONとの相性がよかったです。

 

しかしなにか物足りない、もっと限界まで解像度を追求したいんだ!そんなあなたにおすすめなのが、これも鉄板のDragonFly Red(RedはES9016K2M、BlackはES9010K2MのDACチップ搭載。9010はヤマハのNX-N500が積んでいるDACで9016はその一つ上のグレードです)!!試聴した結果、CAのTOPAZの輝きが三段くらい増しました。特殊能力ノビ○とキレ○が付いたくらいのレベルアップ(パワプロ)。やっぱりパーツを組み合わせていろんな音を作れるのは、分離(ディスクリート)構成の特権ですね。見た目はかなり野暮ったくなりますが、音の透明感は素晴らしいです。余談ですが、見た目という意味でNuPrimeにはuDSDの後継機をES9016K2Mで作って欲しいです。

まとめ

予算10万円でPCオーディオを僕が組むなら、

  • KS-3HQM(音が小さくていいなら)
  • NX-N500(大きな音も出すなら)
  • ZENSOR3+PM6006
  • 【解像度マシマシ構成】SPEKTOR2+AM10+Dragon Fly Red

ってな感じでしょうか。海外だとKEFのLSXは10万円くらいの価格帯なので、実勢価格が落ちてきたら、こちらも検討するべきです。ではまた(^^)ノ